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世の中に負けない

こんにちは、まこてぃです。
3月に入ってからは臨時休校だったり、トイレットペーパーの買い占め、株価暴落など、色んな情報が行き交って世の中がごちゃごちゃしていますね。

私はそんな世の中にとても疲れてしまうので、そんな時はSNSと距離を置くようにしています。社会から一旦離れる時間も欲しい。

それでは、最近読んだ本を紹介していきます。

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130、『酒から教わった大切なこと 本・映画・音楽・旅・食をめぐるいい話』 東 理夫(著)

お酒関連の本を検索していて、表紙が気に入ったので読んだ。
酒に関する小説や映画、音楽などに関するエピソードをまとめたエッセイになっている。詩人も登場する。色んなお酒が登場して、それぞれの言葉の意味も勉強になるし、バーに行きたくなる。1つのエピソードが短いので読みやすい。

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131、『銃・病原菌・鉄 上巻』 ジャレド・ダイアモンド(著)

ヤニス・バルファキスがお勧めしていたので読んでみた。しかし、私の大嫌いな歴史書のようでチンプンカンプン。調べてみたら東大生の人気ランキング上位に入っていた。これを読んでいる自分かっこいいと思って、電車の中で無理やり読んでみたが、難しい。またいつか挑戦しよう。

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132、『大衆運動』 エリック・ホッファー(著)

ホッファーの処女作。ホッファーはモンテーニュを始めとするフランス人の本から多数の影響を受けていたらしい。
古今東西にわたる宗教や思想にもとづいて、人間の大衆的な運動について分析している本。宗教の話や単語が難しい。

ホッファーの本を読むなら、以前オススメした自伝が面白い。

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133、『波止場日記―労働と思索』 エリック・ホッファー(著)

息子って本当の子供だと思っていたら、名付け子で衝撃だった。ホッファーは生涯独身で孤独に生きた。

「しなければならないことをしないとき、人間は、孤独を感じる。能力を十全に発揮するときのみ、人はこの世に根をおろし、くつろぐことができる。」

ホッファーは「知識人」に対して反発し、自らを大衆の一員としてとらえ、大衆の立場に立って社会的発言をしている。ストイックで簡素な生活を貫く精神は、「何にも縛られることなく自由に生きるという根性精神」が由来しているという。

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134、『眠れぬ夜に読む本』 遠藤 周作(著)

なんとなく惹かれて読んでみたらハマった。有名な作家のエッセイ。キュブラーロスの死についての話から、ドッペルゲンガーも話は興味が沸いた。クスッと笑える話が多く、「仲人は慎重に選べ」の話はめっちゃ爆笑した。

色んな場所を散歩してみるのはいいなあ、と思った。昔はその場所にどんな建物があって、どんな人が住んでいたのか考えてみたら面白そう。神田や神保町などの裏路にあるような喫茶店は、昔の作家たちの集まる酒屋だったり。こんなことを知ってる上で、その場所に行ってみたら感じることが絶対に違うと思う。なんか楽しみになった。

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135、『珈琲の世界史』 旦部 幸博(著)

バリバリ理系の医学博士が執筆しているのが面白い。歴史なんぞ興味がなかったのに、コーヒー好きでコーヒーの歴史本がないからと書いちゃったらしい。(笑)

コーヒーの起源から現代まで学べる。戦後のバブル期に貿易が盛になり、海外へ行く人も増えた。そしてバブル崩壊後、脱サラがブームになる。海外からコーヒー文化などを得てくる人もいた影響で、自営業として喫茶店を始める人が増える。
シアトル発祥のスターバックスは、初の海外進出を日本にしたが、初期は苦戦して一回は撤退していたらしい。その後はエスプレッソを流行させ、他のコーヒーチェーン店にも影響を与えていったそうな。

立ち読み程度だったので理解が曖昧だが、理系の人が書いている歴史本だからなのか、わかりやすい感じがした。もう一回読んでみたい。

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136、『死にたいけどトッポッキは食べたい』 ペク・セヒ(著), 山口ミル(翻訳)

韓国で40万部を超えるベストセラーが日本語訳された本。
気分変調症と不安障害で悩まされていた著者が、医師とのカウンセリングを通して感じたことをそのまま書いている。

私自身も気分変動がよくあり、落ち込むこともあるので共感できる部分と、そうではないところもあった。「私も思い込みや考えすぎることが多いのかもな。」と客観的に捉えることができたし、「周りにそう思われようと自分を貫くことが自分なんだ。」と思った。

著者が韓国人なので、文化的になのか日本とは少し違った視点も感じた。韓国アイドルの自殺に関するニュースも昨今は多かったので、このような本を読むことで救われる人が増えたらいいなと思った。

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137、『青少年のための自殺学入門』 寺山修司(著)

寺山修司の自殺イメージ工程みたいな感じ。生を選んで生まれてきたのだから、死を自分で選ぶ権利もあるのかなと思った。色んな作家なども登場して、昔は若いうちに自殺してしまった著名人が多かったことも分かる。でも人生最後の死に方がかっこいいって羨ましいな。

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138、『孤独がきみを強くする』 岡本 太郎(著)

周りの目や自分の肩書きばかり気にせず、自分というものを貫き通すことが孤独に生きるということ。弱くたっていい。ありのままの自分をさらけ出して、それを貫くことが自分なんだ、と強く感じさせられる。

途中から説教なのかと思わされるくらいグサグサと来るが、それが自分にとっての弱点であり、逃げている部分なのかもしれない。
好きなように、気取らず、ありのままの自分らしく生きていこう。

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139、『LAの人気精神科医が教える共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本』 ジュディス・オルロフ(著)

共感力の高すぎる気質を持っているエンパス(サイコパスの真逆の存在)の人がどうやったら生きやすくなるかを教えてくれる本。

少しスピリチュアルに思われてしまうかもしれないけど、無意識のうちに人のエネルギーを感じて疲れ果てることや、境界線をつくることなど、ためになる話が多い。所々にあるアファメーションの言葉が泣ける。

HSPとも共通する部分が多く、自分がエンパスなのか明確には分からないけど、瞑想法や食事法は取り入れていきたい。もう少し外出できる時間を増やしていけたらいいなと思う。

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後半の方は少し病んでいるのかと思われそうな本ばかりですね(笑)

その時の気分や状況によって、読む本にまで影響しているって面白い。こうやってアウトプットしていると自分でも気付くことができるので、これからも継続していきます。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


MAKO

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