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元気の源=花街

気になっている店

気になっているけど入ったことのないお店って
意外にあるもの。
誰でも一人で入るのは不安ですが
一緒に行く仲間がいればハードルは下がるものです。
私はまちなか探検隊として
『スタンド割烹 天元(てんもと)』へ潜入しました。

大きな看板に『スタンド割烹?』の文字…
立ち飲みのお店なのか?
『天元』ってハテ?テンゲン?などなど謎ばかり。

恐る恐る入店

店内はカウンター席のみ10席くらい
目立つメニュー表もなく不安いっぱいでしたが…
店主の信子さんはやさしく、いろいろな話も聞けるし
お店の雰囲気もいいし、料理もおいしい。
勇気を振り絞って入店してよかったーという
ドキドキの初入店でした。

花街 足利

私は天元へ行く度…
この辺りが『花街』として栄えていた頃の
いろいろなお話を伺いました。

看板にも書いてある『スタンド割烹』は
明治から昭和にかけて流行ったスタイルで
お客さんの好みのものを
板前さんがきちんと料理し提供してくれるお店で
天元にも少し前まで板前さんがいらしたとか…
昭和初期までたくさん芸者さんがいたことのわかる
昭和12年のお見立て表を見せていただいたり…
足利音頭など沢山の足利民謡を教えていただいたり…
二つ並んでいる天元の入り口、通常は左側から入店 右側からはお忍びで直接二階へ行くためのものとか…

こんなお話を伺いながらお酒を飲んでいると
着物を着た旦那衆が大きな笑い声で羽振り良く飲み
芸者さんが長唄や三味線、踊りで舞っている…
そんな見たこともない花街足利を想像し、
ワクワクしちゃいます。

景気が良くない、人口が減っている、税収も伸びない
空き家が増えた、高齢化が進む、まちが空洞化する…
などなどあまりよろしくない話題が渦巻きますが、
こんな『花街足利』は私にとって元気の源です。
今から決して同じ風景になることはないと思いますが
同じようなエッセンスを感じられるまちに…
日々、夜な夜なそんなふうに思っています。

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