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50/50にする為には

新型コロナウイルスが相変わらず猛威を振るっています。自粛要請が始まって三週間ほど経ちましたが、終息のめどがまだ見えてきていません。これほど長いと安倍総理も言っていましたが、長期戦も覚悟しなければならず、このコロナウイルスと共存してつきあう覚悟も必要かなと思うようになりました。

感染防止優先か経済優先か?

感染防止の為旅行やレジャー、コンサート、イベントの自粛でホテルや旅館、飲食業、観光業、コンサートやライブのプロモーターは現在ほとんど仕事がない状況です。自粛の状況が続けばこれらの業種で資金繰りに行き詰まり会社が倒産して失業する人が激増するのではないかと心配しています。それを政府なり、地方自治体は少しづつ自粛を緩和しているようですが、コロナウイルスに対する怖れがまだ日本全体にある以上緩和しても旅行客は増えないだろうし、ライブをしてもチケットは売れないだろうと言うのが個人的な思いです。

地域によっても対応は様々です。今感染者が爆発的に増えている東京は都の自粛要請で先週末銀座や渋谷などの繁華街でもこれまで見たことのなかったほど人通りが少なかったようです。それとは反対にまだ感染者がそれほどのペースが増えていない県は少しづつですが自粛を緩和しているようです。感染者が増えている地域では経済活動より、感染防止優先、感染者がそれほど増えていない地域では感染防止よりも幾分か自粛を緩和して以前の経済活動に戻していく動きもあり対応が地域によって様々です。

感染防止と経済を共存させなければならない

自分も三月に次々と自粛が始まってから一か月ではおそらくコロナウイルスは終息しないとおもっていましたが案の定そうなりました。今日本に求められるのは感染防止と経済活動の共存です。その為には何としても自粛も解除しつつ感染防止するスタイルを確立しなければなりません。感染防止を優先すれば経済がダメになる、経済を優先すれば感染が終息しない、どちらもリスクを抱えています。何としてでも日本全体で感染防止と経済を同じくらい五分五分で進めるスタイルをこの長期戦になったコロナウイルス対策には必要なことじゃないかと考えています。その知恵を出すため政府、地方自治体はこれまでにないほどの経済対策をしなければならないといつも思っています。この方向性が出せない限り未来は描けません。

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