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新卒入社した会社がブラックだった話①

こんにちは、こねずみです。
いきなりですが、皆さんは幼いころの夢覚えていますか?
忘れたって方も小学校の卒業文集に、書いてあるかもしれません。
私の場合は、小学校まではサッカー選手になりたいなんて書いてましたね。

中学校入ってからは『税理士』になりたいって思ってました。
いや、そんな中学生いるか?って思われそうですけど、確かにいなかったです笑
当時の私の周りだと、そもそも「ゼイリシ?」って子が多かったです。

そんな可愛げのない夢を抱かせてくれたのは、父でした。
父は地元で税理士としてこじんまりとした会計事務所を営んでいます。
別の記事では、自分の父のことを、あまりいい人間に書いていないのですが、税理士になるくらいですから、相当な努力家だと思います。

小さいけれども自分の事務所を持って働く父の姿に、こねずみ少年は心を打たれたわけです。
そんな夢で、大学は経済・経営の学部に進学させてもらい、勉強をしてました。税理士という資格はとても厄介で、会計・税法の試験科目を5つ揃えないといけません。ひとつひとつの試験が本当に難しいんです。
なんとか在学中に1科目取り、大学を卒業と同時に仙台の会計事務所に就職しました。
(仙台に決めたのは、私の出身が東北であることと、東京に行く勇気はないけど、田舎では経験積みにくい➡仙台 という安直な思考です)

個人の会計事務所なら、数えたらたくさんあると思いますが、ある程度の規模をもつ会計事務所(税理士が複数所属している場合は、税理士法人になります)は、地方だと限られてきます。
もう感じられていると思いますが、会計業界というのはニッチなので、専門の求人サイトがあって、そこで目についたので、就職しました。

ーー研修が終わったころに、違和感が・・・
いざ入社して、2週間くらいは会計や税法の研修をさせてもらいました。
複数人の先輩から、持ち回りで仕事を教えていただき、一言一句逃さないように必死にノートを取っていました。
研修が終わる頃、今度は総務から3泊4日の外部の社会人研修があると伝えられ(しかも温泉地)いざ向かったのですが、これがまあ、××××でございまして。

登場人物(企業名は仮称)
・主催企業:「ビジネスマナー訓練所㈱」
・教官(皆様”つなぎ”を着ていました)
・こねずみたち(他の会社の新卒も参加しています)
※※
合宿中は複数の試験があり、合格できないものは宿泊延長※※

【1日目:地獄の自己紹介】
こねずみたちは、スモック(幼稚園ぶり)を着て講堂へ
教官:「1日目の試験は自己紹介だ!!大きな声で、はっきりと!よし、自己紹介したいやつは、手を挙げろぉ!!」
こねずみたち:(シーン・・・)
教官:「いないのかあ!?」
こねずみ:「はいっ」
教官:「声が小さい!!失格!!」

【2日目:地獄のビジネスの心得 14カ条】
一言一句暗記する。覚えたら、別部屋で待機する教官の元へ
(因みにこの心得は、毎年言葉も数も変わる)
こねずみ:「失礼します!!心得暗記して参りましたぁ!!」
教官:「よし、では5カ条を唱えよ!!」
こねずみ:「えっと、ビジネスの基本は、ここr」
教官:「『えっと、』なんて心得はなぁあい!!失かぁっく!!!」
こねずみ:「はぁい!!!ありがとうございました!!」

【3日目:地獄のビジネス歌唱練習】
ビジネスマナー訓練所㈱の歌を熱唱する。
こねずみ:「歌います!!『どぉこま~でも、どぉこま~でも~』」
連日大声を張上げ、帰りたくて、涙を流し熱唱。合格。

【4日目:(こねずみの記憶がない)】

なんとか、期日内に全過程を終了し、翌日には出社しました。
ちなみにこの研修は、土日返上でした。

今思うとおかしいんですけど、終わった直後は、社会人生活がんばろう!仕事を好きになろう!と本気で思いました。
結果2年ももたず、1社目を辞めてしまうのですが。

ちょっと内容が逸れてしまいましたが、実際に社内であった出来事は別で記載したい思います。
次回は
「名言、始末書かけはあ!」
「涙のAM3:00」
「こねずみ、内容証明郵便を作る」
です。また読んでくださいね。それでは。

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