見出し画像

[沼津/求人]泊まれる公園INN THE PARKキッチンスタッフ募集中

1973年に建てられた「少年自然の家」をリノベーションし、2017年に誕生した日本初の公園内に宿泊できるグランピング施設「泊まれる公園 INN THE PARK」
現在、INN THE PARKでは、キッチンスタッフを募集しています。

画像1

INN THE PARKの鈴木拓也シェフ(右端)とキッチンスタッフのみなさん。INN THE PARKオリジナルエプロンが素敵

※ 富士山麓エリアのローカルメディア「On Ridgeline」の記事を転載。

お客さまの“大切な日”を演出する場所

沼津駅から車で約20分愛鷹運動公園内の一段高い場所にひっそりとたたずむ白い建物、それがINN THE PARKです。

そして、愛鷹運動公園のせせらぎの径沿い、森の中に点在しているのが、宙に浮かぶ球体テントドームテントたち。
夜、森の木立の中で白く浮かび上がるテントの姿は幻想的の一言。

ここにしかない唯一無二のロケーションが注目を集め、これまでドラマCM撮影のロケ地にも使われるなど、首都圏からたくさんの宿泊客が訪れています。

画像2

森の中にたたずむ球体テント Photo by INN THE PARK

そして、ここでしかできない体験思い出を求めて、大切な人のバースデー記念日など、人生の特別な日をINN THE PARKで迎える方も多いそうです。

これまでもINN THE PARKでは、お客さまからの要望に応えてきました。たとえば、バースデーケーキお花の用意。さらに、球体テント内にプラネタリウムを設置してプロポーズのための空間演出を行うことも。

画像3

球体テント内ベッドルーム Photo by INN THE PARK

そのほか、ウエディングパーティやイベントで訪れるたくさんの人ために特別な料理を振る舞うこともあります。

お客さまの人生の大事な瞬間にこれまで数多く関わってきました。
そんな誰かの人生で大切な日を、あなたもお料理でお手伝いしてみませんか?

画像4

INN THE PARKから徒歩1分で行ける芝生広場。犬の散歩やランニングを楽しむ地元の人たちも

「日常」と「非日常」がコンセプトのディナーコース

お客さまの旅を彩るものとして、INN THE PARKが大切にしているのが、地元食材を使った季節のディナーコースです。

「日常と非日常」をコンセプトに、たとえば秋ならサツマイモや栗など日常的に食べる馴染みのある食材を、普段とは違う調理法で驚きを与える料理へと変身させます。

画像5

ある日のディナーコース 
Photo by INN THE PARK

季節ごとにメニューの変更があるため、定期的にフロアスタッフとキッチンスタッフによる試食会もあるそうです。

都心の有名店人気店を知っているお客さまにも満足いただけるよう、INN THE PARKでは料理の第一印象しつらえを大切に考えています。
そして、このディナーコースの盛り付け仕上げを主に担当するのが、現在募集しているキッチンスタッフなのです。

このディナーコースのメニューを考案しているのが、シェフの鈴木拓也さんです。鈴木さんにメニューを考える上で大切にしていることについて聞きました。


「五感の中で一番記憶に残るのが嗅覚なので、宿泊したお客さまがいつか『これ、INN THE PARKで食べた料理と同じ香りだ』と、この旅を思い出す姿をイメージしてつくっています」

鈴木シェフの料理の特徴はハーブスパイスの組み合わせと聞いていましたが、それも香りを大切にしているからなんですね。

画像6

屋内サロンから広がる景色。沼津市街から駿河湾まで一望できる

イタリアン、フレンチ、洋食のレストランで働いた経験を持つ鈴木シェフですが、これまでINN THE PARKではブラジル料理、トルコ料理など、さまざまな国の料理も取り入れてきたそうです。
旬の素材が持つ香りから、相性の良いスパイスや組み合わせを考えて、調べていくうちに、世界各国の料理のルーツ文化に行き着くんだとか。
だから、INN THE PARKでは世界の伝統料理をアレンジしたメニューも登場するそうです。

あらかじめ数が把握できるから自分でペース配分できる

一般的な飲食店の場合、その日の来客数混雑具合は当日までわかりませんが、INN THE PARKで料理を提供するのは宿泊客のみ。事前にメニュー予約人数も確定しているので、今日一日の忙しさを把握した上で、自分で時間配分して働けるのも、INN THE PARKの特徴です。
だからこそ、INN THE PARKの料理は丁寧に美しくつくられているのです。

ただ、キッチンスタッフもホールスタッフも限られた人数で営業しているため、場合によっては営業時間中に他のスタッフのサポートをしなくてはいけないシーンもあります。
しかし、少ない人数だからこそ、キッチンとホール、フロントの垣根なく、コミュニケーションをとりながら、お客さまの楽しい時間をサポートしていきます。

また、一般的に長時間労働になりがちなキッチンスタッフも、INN THE PARKでは就労時間はキッチリ9時間。休日もきちんと休めるので、趣味や家族とのプライベートな時間を大切にしたい人にも向いているかもしれません。

画像7

フロアスタッフと支配人の矢部剛史さん(中央)。フロント業務のほか、INN THE PARKのイベント企画なども行う

現在のところ、INN THE PARKスタッフ用マニュアルはないそうです。そのことについて支配人の矢部剛史さんにお話を聞きました。


「お客さまに“INN THE PARKにしかないもの”を提供できるのであれば、その方法はスタッフ自身に任せたいと思っています。だから、スタッフ一人ひとりの個性やキャリアを活かしたサービスも柔軟に取り入れていきたいです」



ソムリエの資格を持つスタッフが入ったことで、現在、ディナーコースとワインのペアリングも計画中だとか。

マニュアルがないからこそ、INN THE PARKではスタッフと向き合い、それぞれの興味やキャリアを活かすることで、お客さまに“INN THE PARKにしかないもの”を提供しようと取り組んでいます。

スタッフが夢中で仕事できる環境を整える

では、最後に鈴木シェフにどんな人と一緒に働きたいかを聞いてみました。

「まずは『料理が好き』ということは大前提として、将来の目標とかはなくてもいいかな。


夢中になって後先考えずやっていたら、いつの間にかできるようになっていることって結構ありますよね。知り合いの社長が言っていた『努力は夢中に勝てない』の一言が心に響いていて、僕が夢中になれる職場環境をスタッフのためにどれだけ整えられるかが重要なんだと思う。


僕自身、働いた数店舗の経験しかありませんし、つねに柔軟でありたいと思っているので、そこはキャリア関係なく『それ良いね!やろう!』と言える関係をつくりたいです」

「わからないものをそのままにしておくのが嫌」と話す鈴木シェフは、一度料理について調べ始めると、その国の気候歴史ルーツまでさかのぼってしまうほど勉強熱心
「つねに柔軟でありたい」と繰り返し話しているのは、興味の幅が広いからこそなんでしょうね。


これまでINN THE PARKと言えば、観光客をターゲットにした場所というイメージでしたが、今年からは「夕涼祭」「紅葉祭」など、地元の人も楽しめる季節ごとのイベントを開催しています。

また、一方で“INN THE PARKにしかないもの”をコンセプトに、都内で活躍するクリエイターアーティストによるイベントも次つぎに発表しています。

矢部支配人「今後もイベント企画に力を入れていきたい」と話していました。

画像8

ディナーテーブルのウェルカムメッセージ。毎回、ホールスタッフがお客さまに向けてメッセージを書いている

今回、取材にあたって 鈴木シェフ矢部支配人にお話を聞きましたが、お二人とも共通していたのが、INN THE PARKは「トライアンドエラーができる会社」であり、「思いが形になる場所」であるということ。

キッチンスタッフイベント企画会議に参加できるので、調理以外の経験も得られるはず。
調理を学び、さらにイベント企画運営の裏側も知ることができる。もしかしたら、クリエイターやアーティストとのつながりもできるかも?


ステップアップを考えている人にとって良い環境のようです。

4年目のINN THE PARK、攻めの一歩を踏み出すために新たなスタッフ募集中です。

求人情報

募集職種 
キッチンスタッフ
雇用/契約形態 
正社員(試用期間あり)、パート、アルバイト
給与/報酬 
[正社員] 20万円~(経験、能力により相談)
[正社員/マネジャー職] 25万円~(経験、能力により相談)
[パート、アルバイト] 時給900円〜
待遇 
[正社員]社会保険、交通費補助、住み込み可ほか
[パート、アルバイト]交通費補助
仕事内容
飲食部門(キッチン/カフェ/バースタッフ、夕朝食サービス/調理含む)

勤務時間 
仕事内容によりシフト制(11:00〜20:00/12:00〜21:00)
休日休暇 
[正社員]月休み6日、有給休暇。[パート、アルバイト]週1日~勤務より可
選考プロセス 
一次審査(書類選考)
二次審査(面接)*沼津もしくは東京


連絡先

泊まれる公園 INN THE PARK

住所:〒410-0001静岡県沼津市足高220-4
TEL:055-939-8366

メール:info@innthepark.jp
Official:WebFacebookInstagram

※ 応募・詳細についてはメールまたは電話よりお問い合わせください。

記事制作

写真と文:森岡まこぱ


静岡県東部で執筆・編集業をしています。みなさんからのスキが励みになります!