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50代の娯楽と学び

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読んだ本や観た映画の感想などを書き溜めています。 また、学習継続中の英語・英会話の話も。
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#書評

『なぜ2時間営業だけでうまくいくのか?』大西益央著 感想文

『なぜ2時間営業だけでうまくいくのか?』大西益央著 感想文

やりたいことが多すぎて、しかも、50代になってからは益々「死ぬまでにしておきたい!」とばかりに、興味があちこちのジャンルで湧いてくる。

また、取り組み始めたことは、できるだけレベルを上げたいので、それなりに時間を割きたい。

そんなことを言っていると、時間がいくらあっても足りないし、人生後半なので、気持ちばかり焦る。

ちょうどそんなときに、この本を見つけ、読んでみた。

著者はボストンでラーメ

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『精神科医が見つけた3つの幸福』書評

『精神科医が見つけた3つの幸福』書評

この本は、「幸福とは何か?」という、一般的には哲学的なテーマに分類される問いを、精神医学・脳科学に基づいて解説されていて、私たちが幸福になるための”TO DO”を教えてくれる実用書だ。

具体的には、私たちが幸せを感じる時に分泌される脳内物質、中でも3つの主要幸福物質である、ドーパミン、セロトニン、オキシトシンの性質、役割を具体的に教えてくれている。
この3つをバランスよく分泌させることができれば

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『悪魔を出し抜け/ナポレオン・ヒル』書評

『悪魔を出し抜け/ナポレオン・ヒル』書評

”自分の限界は、ただ自分が作るのであり、あなたが決断できない理由、
何事も続けられない理由は、「悪魔に支配されている」からかもしれない。”

 このような紹介文をどこかで見て知ったのが、この本である。
著者は『思考は現実化する』で有名な、世界的に成功哲学の第一人者と
言われている、ナポレオン・ヒルだ。

この本では、ヒル氏が悪魔と対話をしている。

「なぜほとんどの人が成功できないのか?」

とい

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『親切は脳に効く』デイヴィッド・ハミルトン著 書評

『親切は脳に効く』デイヴィッド・ハミルトン著 書評

親切にする行為は、相手も自分も気分を良くするということは、
当然のこととして認識していたけれど、それが、健康にも良いと
科学的にも認められているとは知らなかった。

親切にしたりされたりすると、幸せを感じられるのはもちろんのこと、
心臓や脳にも良いなんて、、、
これは、親切にしない手はない。

私たちの心と体は繋がっている。
心に良い影響があると、オキシトシンというホルモンを出し、
心臓や脳の細胞

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