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速く走りたければ筋トレを止めなさい!

前回の記事で 速く走るには

1.重心を下げる
2.空気抵抗を減らす
3.腕を「無」にする
4.脚を軽くする

これらを実現すればいいところまでご説明しました

※陸上関係者も知らない「速く走る方法」
http://makito.livedoor.biz/archives/52091182.html

より詳しく解説していきます(*^o')b






1.重心を下げる



脚が長いほど 速く走れるのは

当たり前なので いちいち解説しませんが

ポイントは 上体の重心を

できるだけ下げることです



クラウチングスタートは まさに

それを目的としています



マラソンでは 腕を下げた

「忍者走り」が流行していますが

これも 目的は

重心をできるだけ下げることです



何より肝心なのは

「上半身の筋トレをしない」

ことです



重くなれば 遅くなるのは当然ですし

特に 胸や肩の筋肉が増加すると

重心が上がり 停止慣性が増してしまいます



短距離ランナーは まだまだ

この理解が不足していて

上半身までマッチョな選手が多いですね



もちろん 女子だったら

おっぱいがなくなるくらいw

体脂肪を減らさなくてはいけません



乳房は 位置が高いため

かなり重心が上がってしまいます



走ること「だけ」を考えたら

上半身は

ガリガリであればあるほど良いんです




フレームでいうと

・頭部が小さい
・肩幅が狭い(なで肩)
・胴が短い
・脚が長い

これらの条件を満たしているほど

ランナーの素質があると考えられます



アフリカ系のトップランナーは

まさに この条件をことごとく満たしています



上を目指すジュニアのランナーは

成長期において

肩幅が広くなる運動 つまり

スイミング・器械体操・柔道などは

徹底的に避けるべきですね






2.空気抵抗を減らす



痩せることは

軽量化のみならず

空気抵抗を減らす効果もあります



この点でも

肩幅が広いランナーには

ハンディがあります



追い風なら プラス要因ですが

そもそも記録が公認されません



忍者走りの弱点は

腕の分だけ 空気抵抗が増えることです

体温を下げたい場合はいいのですが

タイムにはマイナスです



シドニー五輪の高橋尚子は

腕を 脇にぴったりくっつけて

空気抵抗を最小化させるフォームでした



あえて 向かい風に対して走ることで

どんなフォームが楽なのか

研究するのも有効でしょう





3.腕を「無」にする



短距離・長距離問わず

タイムを短縮する

もっとも手っ取り早い方法は

間違いなく

「両腕を肩ごと切断する」ことです
|||(|||゚Д゚|||)|||



それだけで 体重が

2割ほど軽くなりますし

心肺の負担も軽減します

空気抵抗も減ります



陸上関係者は この原理を

「全員」理解しておかなくてはいけませんが

今のところ 地球人で理解しているのは

素人のマキトだけです



ランナーが 最初にすべきなのは

可能な限り 腕を軽くすることです

筋トレなど論外です



シドニー五輪の高橋尚子は

枝のように細い腕でしたよね?

あれが理想です



また 腕の「長さ」も

タイムにはマイナスになります



もし 腕をピーンと伸ばしたまま

ブンブン振って走ったら

誰でも 曲げた場合より

遅くなりますよね?



長い物体ほど 先端にかかる

慣性力が増大するため

振りが遅くなります



脚の振りを それに合わせると

当然 脚も遅くなります



腕の振りを無視して

無理やり速く走ると

肩で 腕と脚の運動量がぶつかり

故障してしまいます



したがって 腕と脚のリズムは

一致させる必要があるのです



肘を曲げれば 長さは半分になるので

まず 脚の振りに

遅れることはありません



実際には 脚の運動量を受けて

受け身で降ればいいので

意識して腕を振る必要はありません



短距離なら 振りは比較的大きくなり

長距離なら小さくなります

気にすべきは 肘の角度だけです

必ず90度より深く曲げます



むしろ 背骨と肩を

動かすように意識しましょう



また 腕を体軸から離しすぎると

身体が 回転しようとする慣性力が生じます

これも 直進を妨げるので

腕は 可能な限り

胴体にくっつけます



高橋尚子は

「イヤイヤ」するようなフォームでしたよね?

あれがお手本です






4.脚を軽くする



筋肉は 重りになるので

基本的には タイムにマイナスです

とはいえ 走力を生み出す筋力は必要です



下半身の筋肉は

前進のための「アクセル筋」と

停止のための「ブレーキ筋」に大別されます



アクセル筋だけを増やし

ブレーキ筋を減らすことが

ランナーには要求されます



アクセル筋は

有名なインナーマッスル「大腰筋」

お尻の「大殿筋」

もも裏の「ハムストリングス」

内ももの「内転筋」などです



それに対して

もも前や ふくらはぎの筋肉は

ブレーキ筋であり

ランナーにとっては 余計な重りです



なので ランナーにとって

「スクワットは厳禁」です



アクセル筋だけでなく

ブレーキ筋も増えてしまうので

効果が相殺されてしまいます



特に ふくらはぎが重くなると

脚にかかる慣性力が増えます

重いブーツを履いて走るのと いっしょですね



確かに サッカーであれば

ふくらはぎの重さが キック力に直結するので

一概にマイナスとは言えませんが

陸上選手にとっては 意味がありません



ランナーの筋トレには

かなりの専門知識が要求されます

分からないなら やらない方がマシです



手っ取り早いのは

脚の付け根に加圧ベルトを巻いて

正しいフォームで走り込みすることですね



加圧トレーニングには

加圧部の筋肉が 特に増加する特性があります



つまり 脚の付け根に

筋肉が集中するので

より速く脚を振れるようになります



どちらにしても

専門家の指導は不可欠です







。。。ここまで読んでいただいて 分かるように

ランナーとして より理想的な身体ほど

バランスよく健康な身体から

かけ離れていきます



アスリートは キャリア形成のため

健康を犠牲にして トレーニングしています

アスリートにとっての正解は

一般人にとって ほとんど不正解です



女子にとって 特に問題なのは

試合で勝つために 体脂肪をそぎ落とすことで

女性ホルモンか不足してしまうことです

(エストロゲンの1/3は体脂肪から生成される)



エストロゲンが減ると 骨がもろくなります

つまり アスリートとして

現役が長くなるほど

生涯に渡って 骨折リスクが増大します




それを防ぐには

できるだけ早く 現役を引退して

体脂肪を適正量に戻し

骨量アップのリハビリに取り組む必要がありますが

その重要性も ほとんど認識されていません



何でもかんでも 男子のマネをすることが

男女平等ではありません

まして スポーツは人生の全てではありません



とりわけ

女子スポーツが 勝利至上主義であることは

アスリートの健康にとって

深刻な弊害があります



男子の基準で勝つことは

必ずしも 女子にとっての

幸せとならないのですヾ(*^▽゜)



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