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妊娠中の困りごとに「お灸」という選択肢

こんにちは。

牧 菜々子です。

予定日を過ぎても、産まれる気配がない。

このままだと、帝王切開になってしまうかも…。

そんな時に頼れるのが、東洋医学の力です。

1回のお灸で、翌日に陣痛が始まるほど、効果があるのです。

お灸の翌日に陣痛が来る

私自身、予定日が近づいても、陣痛が来る気配がありませんでした。

医師からは、「41週に誘発分娩をしましょう」と言われていました。

人工的に陣痛を起こす誘発分娩は、「陣痛だけ来るけど赤ちゃんが出てこない」という、とても苦しい状態になることがあるのです。

誘発分娩は、何としても避けたい。

そこで、お世話になっている整骨院で、お灸を受けました。

受けている最中、「この間も『お産が始まらない』という妊婦さんが来て、お灸をした次の日に産まれたんですよ。」という話がありました。

そして、案の定…。

私も、お灸を受けた次の日に陣痛が来て、出産に至ったのです。

助産院でも使われている

お灸は、助産院でも主力として使われています。

助産師が開業することができる、助産院。

看護師にも、保育士にも、保健師にもない「開業資格」が、助産師にだけ認められています。

助産院では、誘発分娩も会陰切開もできません。

医療行為なしにお産をするために、あらゆる手段を駆使しています。

妊娠中から、「今日はこのくらい散歩をしてください」とか、「お風呂には〇〇分くらい入ってください」とか、自然な形でコントロールしていくのです。

そして、破水して助産院に入ったもののお産が進まない時などは、お灸の出番となります。

誘発分娩ができない助産院で、お灸は主力となっているのです。

お灸で逆子が治った

お灸は、お腹の中の赤ちゃんが逆子になった時にも、効果絶大です。

私自身、いくら逆子体操をしても治らなかった逆子が、2度のお灸で治った経験があります。

2回目のお灸をしてもらった日の夜中。

痛いくらいの胎動があり、次の妊婦健診で逆子が治っていました。

おかげで、帝王切開にならずにすんだのです。

妊娠中の困りごとにはお灸を視野に入れる

予定日を過ぎても、なかなか産まれない時。

お腹の中の赤ちゃんが、逆子になった時。

手術が視野に入ってきたら、東洋医学に頼ってみて損はありません。

中でもお灸は、効果抜群です。

いろいろなものに上手に頼って、無事にマタニティ期を乗り切りたいものです。