別にライターになりたいわけじゃない
別に売れる俳優になりたいわけじゃなかった。
気づいてしまったらもう遅くて、毎日がとてつもなく、一変して今までよりずっと自分のモノになったんだけど、なりすぎてどこか遠いものになったような。不思議な感覚を毎日毎日味わっている。
わたしは売れない駆け出しの役者というものを演じ続けてきた。
わたしが演技をすることで観てくれた人間を変えられると信じてきた、そしてそれは今も信じ続けている。だけど、わたしが演技すること、というよりわたしが伝えたいテーマに沿った作品で作品のために演じる