他でもない自分のおかげ
その道のりや今いる環境、だれのおかげ?な話。
今はSNSの普及が著しすぎて、いつでもどこでも「だれかの教え」や「だれかの人生」を知ることができる。
目からウロコな話もあるし、背中を押されたり前向きになれる話もある。
時には、
月の満ち欠けや星の動きで人生が分かる!
オイルや財布で大開運する!
みたいな話もたくさん見る。
そういった目に見えない導きも、誰かが必要としていて実際導き通りに成功した人も多くいると聞く。
その導き内容によっては様々な研究がベースになった理論が根底にあるケースも知っているからこそ、否定的な気持ちは全くない。
むしろ、夢があるなぁ とか、その流れに乗ってみようか!とワクワクする気持ちになれるから、古来から人はこういったモノが好きなのだろうな、と思う。
誰かに認められたいし、背中を押されたい。
その誰かがたとえ人でなくとも、自分が強く感じたものであればなんだってよかったりする。
でも、ここまで生きて生活をしてこれたのは他でもない自分自身のおかげだよなぁ とじんわり振り返る。
身体と心が生きるために活動をしてくれるからこそ、生きて学んで落ち込んで今がある。
パッとしない日も、最高潮に楽しい日も、背中を押してくれたものがなんであれ、すべての結果は自分自身の行動と選択の積み重ねの上にある。
他所に目をむけすぎると、健気に365日24時間頑張ってくれている自分自身や、自分の身近な人たちの当たり前のような優しさを忘れてしまう。
死ぬまで自分のそばにいるのは自分だ。
だからこそ会ったことのない他人やアイテムにすべてを委ねてしまうことは、すこしあぶない。
私達は赤子ではなく成人で、他者がどんなに良い導きをくれたとしても私達を育てる義務はないからだ。
手放しで頼り、人生変革や面倒を見てもらおう という気持ちからは何も生まれない。
もし、自分の思うような答えや環境をもらえなかった と感じた時は自分の足が地面から浮いているのだと思う。
そして不都合な結果であれ、それを選択したのは自分だということを忘れてはいけない。
相手は、きっかけを与えたにすぎない。
人と人の生き方は、ピッタリ重なり合わないしだれかを背負い手を引くためだけに存在していない。
そんな気づきを、最近見かけたツイートやブログから感じたのだった。
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