存在自体が素晴らしい!
この前、とっても素敵な方とお喋りする機会があり、
その中で
doよりbeが大事
という話が出ました。
その人が「すること」より、その人が「いること」が大事。
人は誰しも、
そこに「存在していること」自体が素晴らしいということ。
特別に頑張らなくても、
成果を上げようとしなくても、
誰かに好かれようとしなくても、
ありのままでそこにいること自体が貢献なんですよね。
それに気づけると、きっと自分を大事にできるし、不思議と周りにも優しい人が集まってくるし、なぜかいろいろな事がうまくいきだします。
その方とそんな話をしながら、思い出したことがありました。
それは…
小学校教員時代の離任式。
私は、
2年前に教員を退職しました。
その時担任していた子どもたちとのお別れは、きっとこの先も忘れることはないと思います。
最後に担任したのは1年生。
その子たちにとって、小学校生活で初めて出逢った先生が私です。
なのに、3月でお別れ…。
離任式で私がいなくなることが分かった瞬間にもう泣いている子がいて、、
教室でも、たくさんの子が涙涙…。
帰りのバスに泣きながら乗り込む男の子もいました。
子どもたちの下校後には、
「先生、辞めちゃうんですか!?」
と、
保護者からの電話が数件鳴り…
花束を持ってきてくれる子や
お手紙を持ってきてくれる子。。
あるお母さんからは、
「先生、うちの子をどんだけ泣かせるんですか!!」
と、嬉しいクレームをいただきました。
その子は、
家に帰ると泣きながら私が辞めることをお母さんに報告し、
その後お父さんが帰宅され、また思い出して泣きながら報告したと…。
本当に有り難いことです。
これはまさに、
私がただいること(be)に対して価値を感じてくれているということ。
それをひしひしと感じ、
これからの人生、
自分を雑に扱ってはいけない
と思ったのです。
こんな自分でも、
いなくなることに涙を流してくれる人がいる。
「いてほしい」と言ってくださる保護者の方もおられる。
存在自体を丸ごと受け止めていただけたこの経験は、
いつも私の原動力となっています。
近くで子どもたちの成長を見られないことは申し訳ないけれど、
大切なことを教えてくれた子どもたちと保護者の皆さまとの素晴らしい出逢いに感謝です。
このお別れの後、私は自分のすでにあるものに注目するようになり、自分らしく動いていけるようになりました。
すると、、
やはり周りは優しい人ばかりになり、
やろうしたことには、様々な方面から応援が入る。
ということが起こっています。
「自分はじめワークショップ」は、まさにそんな講座です。
自分の存在をまるっと受け止めて、自分を大事に進んでいく。
そんな体験を一緒にしたい方、お待ちしています。
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