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難しいことを難しくしゃべるのは簡単

最近読んだ本に、こんな言葉が書かれていました。

「難しいことを難しくしゃべるのは簡単」


この言葉にものすごーく、心の底から共感しました。

※春日大社前宮司の葉室賴昭さん著「〈神道〉のこころ」という本です。


そして、続きにあった言葉。

「難しいことをやさしく、わかりやすくしゃべるというのが難しいんです。

わかりやすくしゃべれたら、その人は本物なんですね。


世の中、難しい言葉やややこしい横文字が多すぎると思いませんか??

私は天才気質ではないので理解力が乏しくて、難しい言葉を使われるととたんに思考がストップします…。

その本には、その話から

「シンプルであること」について書かれていました。

誰かに何かを伝えようと思ったら、これってとっても大切なこと。

いかにシンプルに伝えるか。

無駄な理屈や変な飾り言葉や難しいうんちくを入れずに、シンプルに分かりやすく表現する。

そうすると、相手も「分かったつもり」ではなく、心から「分かった!」と言えると思います。


この部分を読んでいると、

小学校教員時代に初めて一年生担任をした時のことを思い出しました。

小学校1年生は、

・知っている言葉が少ない。
・集中力が続きにくい。

ということが前提にあるので、

実は他学年に教えるよりもいろいろと配慮と準備が必要です。

そんな時に私が大切にしていたのは、

・よりシンプルに短く、無駄な言葉は使わない。

・身近な例を出して分かりやすく伝える。

・ひと目みて分かるものなら絵や写真を提示する。

ことでした。

そんな風に、シンプルさを大切に伝えることをしていくと、子どもたちは安心するんですよね。

これはそのまま大人にも当てはまるのではないでしょうか?

友達とのお喋りでも、仕事上で何かを伝える時でも、

シンプルさを大切にして相手に安心を与えていきたいですね。


私自身も1年生担任をしてから、難しい言葉を言い換えたり長い説明を省いたり、少しずつですが、シンプルにする癖がついてきたように思います。

そのおかげか、今まで開催した「神社のお話会」では、

「お話が丁寧で分かりやすい!」

「喋り方が聞きやすかった。」

「声のトーンやペースが良かった。」

など、嬉しい感想をいただいています♡


これから開催していく「神話のお話会」も、ちょっと難しそうな『古事記』のお話を、シンプルにかみ砕き、純粋に楽しんでいただけるようスライドを作成して準備をしているところです!

神話や神様のことまったく知らない方も大歓迎♡

むしろ‥そんな方にこそ知ってもらいたい!!

有難いことに、

すでに残席が少なくなっています。

気になる方お早めにお申し込みくださいませ。


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