見出し画像

1-13.ビールとゴーヤーと資格勉強は似ている

■ある日突然、雷に打たれたように

 なぞなぞみたいなタイトルですみません。
 昔、沖縄に暮らしていたことがあります。
 もう25年くらい前ですが、沖縄本島のまだ先の八重山諸島です。

 当時わたしの主食は、地元では主流の(今はもう全国規模ですね)、オリオンビールでした。現在のわたしはというと出産を機に断酒して、アルコールを口にする事はもうありません。

 当時は、あの、ちょっと薄くて軽い口当たりが、沖縄の風土にぴったり合っていて、いくらでも水代わりに飲めたものでした。

 沖縄の食べ物と言えば、もうひとつゴーヤーがありますね。島の食べ物に関しては他にも数え切れないほど名産はありますが、ゴーヤーも今ではポピュラーな野菜のひとつになり、特に沖縄という看板は必要なくなっています(一方、ナーベラーは普及しませんね)。

 そんな「沖縄ゴーヤー」を紹介する本の扉に、こんな記述があったのを思い出します。うろ覚えなので、違ったらごめんなさい。

 ゴーヤーとビールは似ている。

 最初は苦くて、まずくて取っつきにくくて。
 でも、ある日突然、その美味さに気が付く。

 ピーマンや山菜なんかも、そうでしょうか。
 苦いし、まずいし、何が美味しいんだろうか、と。

 それが、あるときふと「なに、これ美味い」と、雷に打たれたように「悟り」を開くのですw

 資格勉強にも、そんな共通点があるように思います。

 ケアマネの受験勉強を始めた頃は、4割程度しか正答率がなかったのですが、毎日学習をしていると、あるとき、ふと「臓物に落ちる」瞬間が来ます。

 暗中模索で始めた学習の曇り空が突然開けて、気持ちいいくらいに晴れ上がり、理解が進む段階が訪れるのです。

 そうなると、何をやっても理解の帳尻が合うようになって、どんどん正解していけるようになります。

 わたしの経験上、ケアマネ学習の過程において全国模試で2位につけた時、

「これは、いける」

 と、確信しました。
 ゴーヤーが美味しいことに気付き、毎日食べられるようになるわけです。

 昨春から、社会福祉士国家試験の受験勉強を毎日少しずつ進めています。

 今まさに、ゴーヤーとオリオンビールの美味しさが、解り始めました。

 通信課程の課題提出を終え、これからが学習の本番です。

 日々の晩酌のように、知識の吸収が始まっています。


             * * *

 今回は、おいしそうなゴーヤーの画像をお借りしました。
 チャンプルーによし、輪切りにして沖縄天ぷらにするのもよし。
 苦いが美味しいに変われば、あとはどんどん食して身体の肥しにするだけです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?