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苦手なあの子に学ぼう!【6つの処世術】


あなたは職場に苦手な人はいますか?


私にはいます。

(…職場のほとんどの人が苦手なのですが。)


その子の何が苦手かというと
王様な態度なところです。

女性なので王女が適切なのかもしれませんが、
女性的なマウンティングではなく、あくまで性的な部分を排除した上でのマウンティングをキメてくるので、王様が適当だと私は思っています。


そんな王様な彼女ですが、
年上のお局様や男性社員からは大人気。

別にお局様や男性社員に気に入られたいとは思わないのですが、処世術としてテクニックがあるのなら学んでおきたい!

そこで彼女が人気の秘密を観察してみました。


1🍙最初は自分の意見を言わない


「あ~」
「へ~」

「そうなんですね~」
「なるほど~」

これが彼女の会話のさわりに高頻度で登場するフレーズです。

言っておきますが、彼女はかなりのおしゃべり好きです。
自分の披露できる話題になると、
彼女の独壇場と化します。

けれど、それは話の後半。

あくまで前半は、自分の意見を全く言いません。
質問されても、相槌でやりすごします。

自分の得意な話題になった瞬間語りだすのです。


前半で相手の話を思う存分させ、
相手を満足させ、心地よくする。
その上で、自分を売り込む。

聞き上手は話し上手。

まさに鑑です。


2🍙得意がある


「〇〇といえば、彼女」
という認識が社内で形成されています。

〇〇については彼女に聞けばOK
〇〇については彼女はプロフェッショナル。


そしてここに、もう一つのテクニックが隠されています。

『自信満々に語ること』


確かに彼女は他の人に比べたら詳しい知識を持っていますが、正しいかどうかは別。

たまに間違った情報を話しますが
自信たっぷりに話すので、
周りはそれで正しいと思ってしまうのです。

仮に間違いを指摘しても、
その時は何もなかったかのように無言で微笑むのみ。

間違いは無かったことにする。
高度なテクニックです。


3🍙すみませんが口癖


これは地域差もありそうな気がしますが、
人は下からこられると気持ちよく感じる生き物です。

彼女は会話の最後は「すみません」が多い。


ありがとうございます、よろしくお願いします、失礼します

その代わりに「すみません」を多用します。


そうして、相手の方が上です、あなたの方が偉いです、という意識を刷り込ませ、気持ちよくさせているのです。

(余談ですが、「すみません」を使う相手にヒエラルキーがあるみたいで、私に対してはミスしても全く謝りません。流石です王。)


4🍙さりげなく会話に入ってくる


更衣室でAさんとBさんが話していたとして、
そんな時たまたま彼女が更衣室に入ってくる。

すると彼女は今まで会話に参加していなかったのに、
あたかも参加していたがごとく、
「うんうん」と二人の話に相槌を打つ。

最初はAさんもBさんも驚くのですが、
「今までも参加していましたが何か?」という姿勢で会話に入ってくるので、気が付いたら会話に参加させてしまう…

信じられないかもしれませんが、
日常茶飯事なのです。

そうやって、相手の懐にスルリと入り込み、情報収集も行うのでしょう。


5🍙こそこそ話す


こそこそ話が大の得意。

彼女の卓上電話はディスプレイが隠してあり、
さらに着信音も最小のボリュームに設定しています。
もちろん話し声はとても小さい。

自分が誰と話しているのか周囲に悟られないようにするためです。


秘密の共有は蜜の味。


「自分は秘密を漏らしません」とアピールし、共通の秘密を持つことで
相手の心をつかみ、仲間意識を高めているのです。


6🍙とにかく記録する


書類をいつ、誰からもらったか、
いつ、誰に渡したか、
最終的にどのような処理をしたか、
今日何をしたか、

全て彼女のパソコン内に記録を残しています。


前になぜそんなことをしているのか聞いたことがあります。

「自分に責任が問われないようにするためです」

だそうです。


していること自体は素晴らしいと思います。

いざという時、他者から聞かれてもすぐに返事が出来、この子は仕事が出来るという印象を相手に与えられます。

ただ、記録に時間が掛かりすぎて、残業が増えていることは大問題なのですが。


7🍙さいごに


さて、以上が苦手な彼女から学んだ6つの処世術です。


真似したいノウハウがあるとすれば
私は①と②と⑥。

というか⑥は私のバージョンアップです。


私の場合は、部署内の情報は共有すべきというスタンスなので、
誰でも見られる場所に記録を残しています。
(彼女ほど細かくはないですが。)

といっても個人の机に置いてあるので、見る際は一声欲しいところですが、
彼女から声を掛けられたことはありません。
つまり、彼女は私の知らないところで盗み見をしているということです。

王様だから仕方ない。会社のすべては自分の所有物なのです。
(と、こんな記事を書いている私の性格の悪さも大概)


とまあ、苦手な部分を取り上げればきりがない。

でもそこから譲歩して、学ぼうではないですか。

自分の成長する糧にしようではないですか。


苦手だからこそ、利用してやりましょう。
でないと受けているストレス分、割に合わないし。


あなたも職場に苦手な人はいますか?

もしいるのなら、

利用して成長して見せつけてやりましょうよ!



まき子🍙(@makicome1986

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