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ものごとはいろいろなカクドで。


先日のnoteで、何かにハマれないことが悩みだと書いた。

私は現在、とある講座を受講しており、毎週、演習の中で話し手役としてフリートークをしなければならない。そこで今週は『何かにハマれないこと』を話してみた。すると聴き手の方からこんなことを言われた。

「無駄な出費をしないって素晴らしいですよ!」
「とてもしっかりしていらっしゃるんですね!」


その方はハマりやすい性格で、趣味に課金してしまうそうだ。なので、そんな方から見たら私は『しっかりしている人』になるらしい。

好きなものに対し、我慢して我慢してお金を使わないのは不健康に思えるが、好きだけど、「ま、別にお金を使う程ではないな」、と自分で判断できているということは、家計を管理する意味ではとても良いことだ。この発想は、『ハマれる人が羨ましい』という嫉妬の感情に囚われていた自分では出てこないものだった。


話は変わって、ある人がAという商品をBという商品よりも薦めており、私はAを使用することに決めた。しかし、ある人はBもかなりの頻度で使ってるということが後日発覚した。これは私が、ある人が最初に発信した情報を、そのまま受け入れたことによるミスだ。もっと色々な角度で情報を集めていたら「前言ってたことと違うじゃん」とか「嘘ついてたの」とか悲しい気持ちにならずにすんだのに。そもそも、ある人がAをどれだけ使っているのか、Bをどれだけ使っているのか、手に入る情報では判断できない。「もしかしたら両方とも全く使っていないかもしれない」し「もしかしたらただのPRでヤラセだったかもしれない」し「もしかしたらそんな発信したこと覚えていないかもしれない」し「ある人は複数の人間で運営している架空の人物かもしれない」。たった一つや二つや三つや五つの情報では、相手のことなんて分からない。だからこそ、色々な可能性や色々な角度から物事を考える必要がある。人の一面しか分からないのに、一喜一憂するのはエネルギーの無駄遣い、真に受けた因果応報。


マイナスに捉えてしまう現象も、複数の視点、仮説、可能性を考えたら、ポジティブに変換されるかもしれない。マイナスのままでも腑に落ちる結論にたどり着くかもしれない。物事は色々な角度で。ふさぎ込む前に、思考を止めるな。


まき子🍙(@makicome1986


数多ある文章の海から、 みつけてくれて、ありがとうございます。 現在、不定期更新・お休み中です。 鹿児島から愛を届けています。