自分への思いやり『セルフ・コンパッション』
おはようございます🌞
今日は3月11日、何年経っても私にとって大切な日です。
そんな今朝ご紹介する本は、『セルフ・コンパッション』です📖
セルフ・コンパッションとは、自分への思いやりのこと💡
自分自身を責めるのではなく、自己の感情や思考を受け入れることで、自分も他者も認めることができるという考え方です。
最近、自分で”自分を否定する声かけ”が増えているな、と感じていて。
「大切な3月11日から、少しずつ行動を変えたい」という想いを込めて、今朝はこの本をご紹介します🌻
良い/悪いの判断をせず、自分の思考を受け入れる
セルフ・コンパッションは、具体的にどのように実践すれば良いのか?
「自己批判的な自分の思考に気付き、ただ受け入れる」という工程が大切なのだそうです。
具体的には、マインドフルネス(瞑想)によって、「今」に集中することです。
自分の中に生じた思考やイメージに対して、「良い」「悪い」の判断をすることなく、その思考ただ受け入れるようなイメージなのだそうです💡
自己批判は自分の”一部分”、一体化しない
特に印象に残った考え方は、コチラです💡
特に大切なのは、自己批判的な思考に気づいた時、「自分が思考と一体化しない」と選ぶことなのだそう。
それでは、「一体化しない」とは、具体的にどういうことなのでしょうか?
それが、「自己批判している自分は、自分の一部分」という考え方なんです。
自分の中にはたくさんの自分(=思考)分がいて、自分を責めている思考は、その中の一つに過ぎない。
つまり、「自分そのものではない」と意識することなんです。
分人主義、自分と距離を保つこと
他者に対しては思いやりを持って言葉を選ぶことができるのに、自分に対しては、ついつい厳しい言葉を選んでしまう…。
3月11日に対して、さまざまな思いを抱えている方もいらっしゃると思います。
もし自分を責めてるような思考があると感じられた時は、”自己批判している自分”と少し距離を保つイメージを持ってみてくださいね。
個人的には、平野啓一郎さんの「分人主義」という考え方ともリンクするなと感じています!
「分人主義」は、書籍「私とは何か――「個人」から「分人」へ」で詳しく解説されているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀
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