見出し画像

会社の”何となく”SNS担当者へ贈る「1冊」

飯髙悠太さん『僕らはSNSでものを買う』

「企業のSNS運用って、何から始めたらいいんだろう?」
「フォロワー目標〇〇人って言われても…」

こんなことを一度でも考えたことのある、そこのあなた!

おはようございます!毎朝5:30起きの編集者・makiです。

本日のnoteは、「仕事で、”何となく”SNS担当になった」という全ての方々にお届けしたいお話💡

ご紹介する本は、飯髙悠太さんの『僕らはSNSでものを買う』です📚

とにかく、分かりやすい解説とストーリー調の進行なので、初心者の方にはぜひ最初に取って頂きたい一冊です!

「フォロワー目標〇人!」本質はそこじゃない?

そんな私も、”何となく”SNS担当者の一人。

ある日、上司から「広告無しで、フォロワー目標〇人でよろしく」と言われて、何となくSNSの運用を始めました。

とありえず手探りで始めたものの、効果はイマイチ…。そこで出会った本が『僕らはSNSでものを買う』でした。

飯髙さんは、フォロワーについてこんな風に述べています💡

✔フォロワーを増やすことは手段であって、目的ではない
⇒大切なことは、フォロワーの質を考えること

つまり、やみくもにフォロワーを獲得しても意味がないということ。

具体的には、こういうお話です💡

✔コンテンツを拡散してくれる、コアなファンのフォロワーを獲得する
⇒UGC(ユーザーがつくったコンテンツ)※を増やす

※UGC( User Generated Contents ) 
企業が打つ広告ではなく、ユーザーが自分の意思で投稿するコンテンツのこと。

では、質の高い・コアなファンのフォロワーって、具体的には…?

集めるべきフォロワーは?

突然ですが、ここで質問です!

あなただったら、以下の3人のうち、どのTwitterアカウントにフォローしてもらいたいですか?

①フォロー(300人)/フォロワー(10,000人)/ツイート数(3,000)
②フォロー(2,000人)/フォロワー(350人)/ツイート数(10,000)
③フォロー(30人)/フォロワー(50人)/ツイート数(50,000)

最初、私は「①」だと思いました。なぜなら、フォロワーが最も多い、つまり「拡散力の高い」アカウントと考えたからです。

だけど、ここでの正解は「③」のアカウントなんです。なぜでしょうか🤔?

ポイントは「小さくて強いつながり」

ここでのポイントは、「UGCを増やしてくれるアカウントなのか?」という点。

Twitterは、距離の近いリアルな知り合いに連鎖していくことで、情報が伝播することが多いのだそうです。

例えば、こんな感じ。

(例)「この商品おススメだよ!」とツイートする
⇒友だちが「いいね!私も買ってみる~」と反応
⇒情報が拡散されていく

飯髙さんは、これを「スモール・ストロング・タイ(小さくて強いつながり)」と命名。

スモール・ストロング・タイの連鎖でUGCが広まると、ほかの情報よりも信頼され、購買につながる率が高くなるという仕組みなんです。

だから、「プライベートを軸としたアカウント」かつ「ツイート数が多い(=躊躇なく拡散してくれそう)」の「③」が正解なんですね。

ファンを増やす手段としてのSNS

最後に、今日からすぐできる行動はコチラ!

✔会社の商品やコンテンツについてのツイートを発見
⇒すぐに、会社の公式アカウントでリツイート&フォローしよう!

SNSにおいても、丁寧なコミュニケーションが結果的に「応援しよう」という気持ちにつながっていくのかもしれませんね。

佐藤尚之(さとなお)さんの『ファンベース』という本にも通じるお話だと思いますので、気になる方は、あわせてご覧になってみてください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?