見出し画像

この夏読んだ児童書📗 大人も楽しめる♪

子供から大人まで楽しめる、夏にぴったりの洋書『ブルーバック』と『クラーケンの島』。この2冊を紹介します。


ブルーバック

ティム ウィントン (著), Tim Winton (原著), 小竹 由美子 (翻訳)

<ストーリー>
オーストラリアの大自然に暮らす少年エイベルと母親のドラ、そして入江にすむ巨大な青い魚ブルーバック。

自然のめぐみだけが頼りのきびしい生活ながら、海の大好きな親子はみちたりた日々をおくっていました。

そんな中、平和な入江に様々な困難が!
暗礁を根こそぎにする漁師、リゾート計画、タンカー座礁。

大切な友達と海を守りたい!


自然界において、貪欲な人間ほど
残酷で野蛮なものはない


◆◆◆◆◆◆◆◆◆

自然に囲まれた中で、活き活きとした毎日を過ごす…(ちょっと羨ましいなぁ。)とてもシンプルですが、深みのあるお話で大人も楽しめます。海が好きな人にもオススメ!

★豊かな世界を存分に味わうことが出来る一冊です。


クラーケンの島

エヴァ・イボットソン (著), 三辺 律子 (翻訳)

<ストーリー>
何と、3人の”おばさん”がいきなり子供を誘拐しようと企てているところから始まります。

そしてまんまと誘拐されてしまった3人のこどもたち。

子どもたちが連れてこられたのは、伝説の生き物たちのすむ島。そしてそこには傷ついた様々な生き物達が助けを求めてやってきます。

子供たちはいったいここで何をさせられるのか…。

そしてこの島に訪れた一大危機!島とそこに住む生き物たちはどうなってしまうのか…。

海の魂とは、
自分の居場所とは・・・


◆◆◆◆◆◆◆◆◆

誘拐をたくらむ3人のおばさん、その方法がまたユニーク過ぎる(笑)

そして島にすむ生き物たちの描写が素晴らしく、想像力がフル稼働します!

子供たちの気持ちの変化にも注目。


★子供だけでなく、大人までワクワクさせる魅力のファンタジーです。

画像1

最近、図書館の児童書のコーナーにはまっている私。子供に混ざってうろうろしています。昔読んだことがある本もちらほらあり懐かしい気分になります。児童書には大人が読むべき作品も沢山ありますね。

寝る前に読むと癒されながら夢の中に突入出来ます♪

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?