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子供病院に12年通院していた僕が見ていた世界を変えたい話

子供病院に12年通院していた僕が見ていた世界を変えたい話

最近、NHKで放送されたサンドウィッチマンが出演した子供病院の特集を見ました。闘病中の子供達が出演されていました。普段生活していると当事者じゃないと知らない世界。自分も子供の頃闘病していたからわかる世界。テレビを見ながら、こういう人たちにホスピタルアートを届けたいと強く思いました。

子供病院に12年通院していた僕が見ていた世界

どんな世界だと思いますか?
どんな景色だと思いますか?

今も日本中の病院である現実。

僕たちはホスピタルアート活動をしています。

ホスピタルアートとは、病院に写真や絵などのアートを展示をして癒しの空間を作るアートのことです。

これまでに国立三重大学附属病院や、国立奈良医療センターや、兵庫県の県立病院などで海の写真を、ホスピタルアートとして展示させていただいてきました。国立奈良医療センターなど複数の病院で現在も展示中。

国立三重大学附属病院自体で初のホスピタルアート

そして

現在も展示中の大和徳洲会病院

今月はさらに
関東の神奈川県の病院でまた新たにホスピタルアートの展示が開始します。

君に届け、君に届けたい。

僕は先天性十二指腸閉鎖症という病気を持って生まれ、その3日後に手術を受けました。そして12年間の通院を経て大人になりました。今も通院している同じ病気の子供は沢山いることを知っています。だから僕はホスピタルアートを日本中で広めたいのです。

君に届けます。


まだまだ、日本の病院でホスピタルアートが普及していないので、普及を目指しています。闘病してきた当事者だからわかる。病院にこそ癒しの空間は必要だと。

ホスピタルアート


去年ホスピタルアートを実施させていただいた病院は、大和徳洲会病院、兵庫県県立障害児者リハビリテーションセンター、湘南藤沢徳洲会病院、国立奈良医療センターです。多くの方のお力で実現しました。ありがとうございます。さらに多くの病院で実施したいです。頑張ります。

僕は、日本中の病院にホスピタルアートが普及した方が素敵だと思っています。これまで15ヶ所の病院や施設で実施してきました。患者さんやご家族、医療現場の方の癒しを作りたいです。こう思う、こう願うのは僕だけなのかな?いや、きっとそうではないはず。

僕はもう通院していないけど、ホスピタルアートは他人事ではない。通院していた子供の頃の自分のような人は今もたくさんいるのも、願いや想いがあるのも知っている。それはきっとみんなもそう。ただ一歩前に進んだだけ。この一歩が明るい未来を作ると知っただけ。他人事ではないのです。

今、海の写真や映像を病院でホスピタルアートとして展示しているけど、色々なアーティストの絵や写真などの作品も展示させていただきたいと思っています。ホスピタルアートのためにアーティストの作品を購入するかたちで、アーティスト支援もしたい。多くの人に作品を知るきっかけも作りたい。


ホスピタルアート活動について


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