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夢幻鉄道 君と見る景色 3
連載小説になります。
マガジンから前回分が読めます。
月一回の通院が楽しみになった。
僕は検診が終わるとアスカが待っている所に直行する。アスカは先に席に着いていた。
「お待たせ、待った?」
「ううん、今来たとこ。診察終わり?」
「うん、終わり。いつも通り」
「注射、痛かった?」
「そりゃあ、ね。痛いよね」
アスカの前では本音が出せる。
「頑張ったね、えらい!」
「ありがとう。アスカ
連載小説になります。
マガジンから前回分が読めます。
月一回の通院が楽しみになった。
僕は検診が終わるとアスカが待っている所に直行する。アスカは先に席に着いていた。
「お待たせ、待った?」
「ううん、今来たとこ。診察終わり?」
「うん、終わり。いつも通り」
「注射、痛かった?」
「そりゃあ、ね。痛いよね」
アスカの前では本音が出せる。
「頑張ったね、えらい!」
「ありがとう。アスカ