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「遠くからでも寄り添いたい」をプロジェクトにしました!

毎年のように地震や豪雨などの大きな災害が起こっています。
全国からボランティアの方が復興支援にはいる光景はテレビでもよく目にします。しかし、今年はそれが難しい状況になっています。

コロナ禍です。

県外からのボランティア受け入れはしないという地方行政の方針や
支援者からの新型コロナウイルス感染発覚により、
現地での支援に二の足を踏んでいる方も少なくないでしょう。

かく言う僕もそのなかの一人でやるせない気持ちでモヤモヤしておりました。
「遠くからでも被災地に寄り添いたい」という想いのやり場を探していたのです。

「心の復興」を考える

そんなとき大分県在住のボランティアの先輩から連絡がありました。先輩は2017年九州北部豪雨には自宅が浸水してしまった、被災者の立場にも立たされた方です。先輩もちょうど「遠くからの寄り添い方」について考えていたのでした。

その先輩は言います。

「復興の主役は被災地の方々自身でなければならない。
自分たちの手で故郷が復興していくことで誇りを取り戻せる。
そこで初めて心の復興が遂げられるんだ。」


僕はハッとさせられました。「助けたい」「支えたい」という気持ちそれ自体は尊いけれども、それはあくまで被災地の方々のサポートでなければならない。このことを胸に応援させてもらわなければならないと思いました。

コロナ禍での復興は厳しいものではありますが、僕に地域の方が主役であるという本来の復興のあり方を教えてくれたのです。

BASEを活用するクラウドファンディング型募金

それから目の前の状況への対処に追われる被災地の方々のためにインターネットからの支援の枠組みづくりでサポートさせてもらおうと考えました。販売サイトプラットフォーム「BASE」を活用するクラウドファンディング型募金の試みです。

「BASE」は物販を想定されているサービスで、僕はちょうど趣味のイラストをTシャツにして販売することを考えてさわり始めていました。そのなかで利用料が安価であることや汎用性に鑑みて募金にも利用できるというアイデアに至ったのです。一般の販売サイトでTシャツやステッカーを購入するようなスピードでは返礼品をお手元にはお届けできませんが、どうか気長に待っていただけると幸いです。

コンセプトは「故郷復興」

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前述の先輩の知人で、書道家の石井友美さんをご紹介いただきました。
石井さんは熊本県の震災被害の中心地だった熊本県益城町に在住されています。先輩に聞くところによると、被災まもない益城の町を力強い書画で彩り、その言葉に元気と勇気をもらったという方も多いということです。今回は石井さんに書き下ろしの書画をご提供いただき、祈念Tシャツにプリントすることにしました。

上記の書画は活動コンセプト「故郷復興」について書かれたものです。

”故郷を愛し 故郷に生き 故郷に尽くす”

さいごに

被災地は必ず誰かの故郷です。同郷の方はもちろん、そうでない方でも故郷に対する気持ちは理解できるはず。その想いを共に抱え、祈り、応援する一つの形としてPRAY FORプロジェクトを始動しました。

賛同していただける方は、ぜひPRAY FORプロジェクトのWEBサイトにお越しください。また「共に祈る」ことも大切にしたいと考えています。資金的な支援が難しいという方もシェアしていただければ支援につながります。ぜひともご協力をお願いします。
※その際はハッシュタグ「#故郷復興」でお願いしますね!


〈PRAY FORプロジェクト WEBサイト〉

✂︎ーーーP.S.故郷を大切にする皆さんへーーーー

今回の豪雨で岐阜県などにも大きな被害がありました。しかし個人的に伝手がないため、やむなく九州地域に限定させていただきました。

徐々に本プロジェクトで別の支援も扱えればと考えていますので、各地域の故郷を大切にするアナタと繋がれると嬉しいです。
もしもの時、微力ながらお手伝いできることがあるかも知れません。

(2020/8/5 訂正:先輩の居住地を福岡県にしておりましたが、正しくは大分県でした。失礼いたしました、先輩…。)

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