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子育て知恵袋―モグモグのススメ③幼児編「ミッション1:忘れんぼ」

11/8:子育て知恵袋⑥
保育士が現場で実践していた、幼児さんへの食事介助の工夫アレコレ、ご紹介します。
…とはいえ、保育園では、子どもたちは「お外だからがんばる!」「お友だちと一緒♪」などと
「がんばるスイッチ」をON!しているものです。
おうちは「力を抜いて甘えてもいい場所」として、おうちで安心しているからなんです。

「保育園で完食とか嘘やろ!」なんて本人の前で言うのだけは、絶対に止めてあげてくださいね。
そんな風に責めるより、おいしかった給食のことを聞いてあげてください😁

ひとつのアイデアとして気楽に試していただいて、役に立てたらとても嬉しいです🎵

ミッション①:忘れんぼ作戦

多くのパパ&ママが陥り勝ちな思想…「褒めなきゃ!」
もちろん、褒めることもとっても大切なのですが、逆効果になることも。
何でも褒めれば良いわけではありません。
褒めには方向性やタイミングがあるのです。

我が子の好き嫌いを把握していると対応している大人の方が苦手を意識してしまいます。
そこで…

その「嫌い!」、一旦忘れましょう!

一緒に食べている人たちが、中身や好き嫌いを忘れて「おいしいねぇ❤️」とニコニコで食べる、
口に運んであげることで、あっけないほどパクパク食べてくれることもありますよ。

本人がおいしく食べている時に、「苦手なモノ」なんて前情報、全く必要ないんです!
わざわざ大人が立ち止まって苦手を意識させないこと!

さっきまでニコニコで美味しそうに食べていたのに、褒められた途端に「オエッ」なんてことも生じてしまうので、「褒めなくていい時は褒めない」は大切!
「褒めるよりも楽しむ」を念頭に置きましょう。

意外と多いのは、その子本人は嫌いでもないものを「子どもってニンジン嫌いなもの」
なんて思い込みから、
「ニンジン食べれるの?すごーい!!」と過剰に褒めるあまり、子どもが「おいしくないんだ」と食べられることをマイナスに捉えてしまい、本当に嫌いになってしまうこともあります。

あと、細かく刻んだ苦手食材を食べられたことを、勝ち誇ったように「この中ピーマン入ってるのに食べれるやん!嫌いじゃないやん!」と
まるで子どもの「苦手」が嘘であるかのような言い方をしてしまう保護者さんがいます。
苦手なモノも食べて欲しい…の気持ちのあまり、「いかに誤魔化すか」に焦点を当て、「ばれなかった!食べた!」となってしまうのかな?

でもこれって、子どもの気持ちになったら悲しくないですか?
嘘ついてないのに…
嘘ついて食べさせたのはお母さんなのに…
そんな風に思わせてしまったら、疑心暗鬼になって大好きだったものが食べられなくなっちゃいますね。

あるお子さんは、こんな関わりがきっかけで大好きだったチャーハンやカレーライスが苦手になってしまいました。
おうちのご飯が信じられないなんて、悲しいですよね。

もちろん本人が苦手を意識しているモノで、
「食べれた!」ってなってる時は、食べれたことを一緒に喜んであげてくださいね🍴

一緒に喜ぶ&気持ちを盛り上げるポイントは、次回!
また別のミッションをお伝えします✏️

今日はここまで!
最後まで読んで頂いてありがとうございます🎵
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