コーチングで独立することのリアル!実は孤独な起業家!?
先日、ハーバード・ビジネス・レビューにとても有益な記事が上がっていたのを友人に教えてもらいました。「コーチングは簡単に稼げない孤独な仕事である」というタイトルのものです!
まさに自分自身の状況でもありますが、独立直後のコーチの状況を的確に言い表しています。グローバル共通なんですね、こういうの!
今回は記事の重要なところに触れつつ、自分のリアルタイムな経験と照らし合わせて記事にしてみます。
コーチングで独立することはビジネスで起業するということである
コーチングという仕事は専門職のいわば職人みたいなものです。なのでコーチングで起業しようとするときは、ある意味でその世界の奥行に惚れ込んで決意をする方が多いのではないかと思います。
一方、独立するということはビジネスで起業するということであり、コーチと同時に起業家になるということが大前提となるんですね。
これはまさに自分が置かれている状況そのままですね!本当にコーチング以外のことをしている時間が大部分です。笑
最近はコーチングブームで、コーチングを学んだり資格を取ったりする方も相当に多いですが、案外レッドオーシャン感はそこまでなかったりもします。
それは、「コーチングという職人芸」と、ある意味でその反対側にある「起業家としてのマインドセット」の両輪を持つこと(そしてその人にとっての必要性)が隠れ参入障壁になっているからではないかと感じています。
新人コーチはコーチング以外の多様なサービスを提供している
さて起業家になるということは、当然最初から成功が約束されているなんてことはありません。もちろん誰しもそれなりに事前準備はしていると思いますが、練りに練った策や仕事がいざ起業前後にポシャるなんてよく聞く話です。自分も多少は経験ありますし、そしてある意味でポシャってからが勝負ですね。
これもまさにそうです。さらに言うと、「ずっとコーチングだけをしていた」という先輩コーチのことはあまり存じ上げないです。研修やキャリア開発、組織開発のトレーナーなどはコーチングスキルとも相性がいいので、まず第一にそのあたりは兼業していることが多いです。
前職の繋がりでコーチング以外の仕事をしているケースもありますね。最初はコーチングを副業でやっていたけど、本業と副業が入れ替わっているようなケースなども聞きます。
そしてこれは、、じ~ん。。
コーチングは孤独な仕事だ
あとコーチングは人と関わる対人支援の仕事なのでつい思いつきにくいところですが、日常はかなり孤独になります。
これはまさにですね!今は電話ではなくZOOMですが、「一人ぼっちのホームオフィス」で淡々と一日を終えるのは間違いないです。私は孤独耐性MAXなので何時間、仮に何日も一人ぼっちでもストレスゼロで快適に過ごせますが、わいわいしたオフィスなどが好きな人はしんどいかもしれませんね。
さらに言うと、コーチングはクライアントのセンシティブな内面も取り扱うため守秘義務があります。ということは、何かしらコーチングという業務上の悩みがあっても周囲に十分かつ具体的な相談をできないことが多いです。
そういった葛藤も取り扱いながら、次のセッションに入る時にはニュートラルになるよう自己管理もしないといけません。そういう意味でも孤独だと思います。
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いかがでしたでしょうか?海外の大先輩コーチの言葉でしたが、自分にも当てはまりすぎて驚きました。そして他業種の方にとっても「あるある」の部分はあるんじゃないかと思います。
何にせよ、こういった困難も芸の肥やしですね!沈んだときはマイコーチとセッションして新しい自分に気付くチャンスでもあります。
何が良くて何が悪いかなんて、いったい誰に分かるというのか―
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