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ハンドメイドは「あったらいいな」が見つかる場所。

 初めましてこんにちは、魔女のレシピという屋号でリアルな角砂糖をモチーフにしたアクセサリーや、今にもとけそうな氷のアクセサリーを魔法で生みだして販売している魔女です。よかったらプロフの公式リンクからショップサイトみてね。

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 ものづくりとは、常に創意工夫を続けていくことだと私は思います。

 ハンドメイドはクリエイティブな仕事で、とても間口が広く様々な「手作りの世界」があるからこそ、楽しさと難しさがあります。そのハンドメイドの世界に私が出会うまでのお話。

 私は小さい頃から物を作り出すことがとても好きでした。家の中で絵を描いたり、折り紙をして空想の中で過ごす、まるで若草物語のベスのような人見知りをこじらせたような子供でした。体が弱かったこともあり、真っ白い紙のキャンバスと色鮮やかな色鉛筆が私のお友達でした。頭の中の空想や自分で考えたお洋服のデザインを何枚も何枚も描いては親に見せていくうちに、将来はデザイナーになるという夢を持ちました。

 そんな子供時代を経て、美術学校へ進学し、デザインの世界へ飛び込むことは私の中ではごく自然な事であり当たり前でした。様々なデザインを学ぶ過程で自分の知識がより広がっていく面白さや、サブカルチャーとの出会いでよりディープなモノ作りにハマり、特に漫画の中のキャラクターの衣装を作り、着て、写真を撮る、というコスプレの趣味が私の中の「手作りに対するこだわり」を加速させました。この経験が今のハンドメイドのベースになっていると言っても過言ではないです。

 私の昔の趣味であるコスプレについて少し語ります。

 今と違い、私がコスプレをしていた時代は衣装も高く、カラーウィッグなども無く地毛でコスプレをするのが当たり前でした、学生であった私はお金が無いので自分でいかに工夫をして安く作れるかを考えて悩む事が多かったと思います。安く作るには自分の足でキャラの服と同じ柄布を探して走り回り(時には柄を自分で縫い合わせて作ることも・・・)、難解なアニメ独特のラインの衣装を立体になるように型紙を作り、ミシンや手縫いで一つ一つ縫い上げていき、武器や小道具を工作で作り、髪はカラースプレーで色付けをするという方法でどう考えても髪の毛が傷みそうなヘアセットをしていました。その一つ一つの創意工夫は愛が無いと出来ない時間と労力がとてもかかる事でした。当時はそれが楽しくもあり今では良い思い出です。

 ハンドメイドとの出会いはコスプレで参加をしていた「コミックマーケット」で、当時は今のようにハンドメイド専門のイベントが多く無い時代でした。コミケで「オリジナル雑貨」という1ジャンルで作家さんが制作したアクセサリーを頒布していてドールのお洋服や、ビーズアクセサリー、ソープカービング、オリジナルキャラクターのステッカー、ブックカバー、布バッグと幅広く、どれも個人で制作したとは思えない市販品顔負けのクオリティでとても衝撃をうけました。私はすっかりハンドメイドの虜となり、毎回お目当ての作家さんの作品をゲットするようになりました。

 結婚を機にコスプレから足が遠のき始めた頃、前から気になっていたハンドメイドの世界へ飛び込む切っ掛けが訪れます。友人から一緒にハンドメイドのイベントに出ないか?とお誘いを受けます。小さな頃から心の中で密かに温めていた夢である「デザイナーとして自分のブランドを持つこと」が叶うのではないか?とドキドキしたのを今でも覚えています。自分の趣味を全開にしたアクセサリーを作り、それを人に販売して身に着けてもらう・・・。想像するだけで胸が高鳴りました。

 最初はごっこ遊びの延長で、クオリティも低く1個も売れないことも多々ありました。その度に落ち込みましたが、嘆いていても仕方がないと自分を奮い立たせ、なぜ売れないのか?と原因を調べ、売れている人を研究して、自分の強みは何かを徹底的に考えていきました。今の魔女のレシピの代名詞ともいえる、リアルでどこか懐かしい角砂糖のアクセサリーは試行錯誤の中から生まれ、大人でも甘くなり過ぎない身に着けやすい上品なアクセサリーとして魔女のレシピの一番のロングセラー商品となりました。

「なければ作ればいいじゃない」

 これはコスプレイヤー時代からのみんなの合言葉。私がいつも心で繰り返し唱える魔法の言葉でもあります。

 自分の好みのモノが無ければ作ればいいのです。「こういうアクセサリーが欲しいのに市販では無いなぁ」という物足りなさは自分で創れば解決できるのです。ハンドメイド作家の中には市販品に物足りなさを感じて自分で作り始めた人も多いのではないでしょうか?だからこそハンドメイドは「あったらいいな」が見つかる場所なんです。

 作家の「好き」を大切に作品に込めて、その「好き」に共感してくれるお客様へ届ける世界。そんな素敵なハンドメイドの沼にあなたも浸かってみませんか?


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