今年も早いものでもう9月。夕方には秋っぽさを感じるようになってきて、時の流れの速さビビり倒しつつ、この9月に発売される新刊の中から、特に気になっている14冊をご紹介します。
今月は、話題作の文庫化も多く、購入したい本リストがひたすら溜まっていく。そして何より、積読がどんどん増えているため、本当はもっとたくさんあるのですが、なんとか14冊に厳選しました。
ジュリーの世界/増山実
関西の人気番組「ビーバップ!ハイヒール」の構成などを手掛けた放送作家、増山実さんの本作が文庫化!
1979年京都に実在したという浮浪者「河原町のジュリー」と、交番勤務の新米巡査になった木戸の日々を描く。人の尊厳とは何か?さまざまな”多様性”が騒がれている令和の時代だからこそ読んでみたい。
発売日:2023/9/5
文庫本
あの子の殺人計画/天祢涼
『希望が死んだ夜に』の続編がついに文庫化!
これまた重たい内容らしいけれど、「社会派と本格が見事に融合した傑作ミステリー」とあったのでミステリー好きに私には読まずにはいられない1冊。
発売日:2023/9/5
文庫本
星のように離れて雨のように散った/島本理生
島本理生さんの著書は時々読むのだけど、これはまだ購入できていなかったので、文庫化をきっかけに購入予定。
島本理生さんの代表作で知られるナラタージュ、ファーストラヴもおすすめなのでまだ読んだことない人はぜひ手に取ってみてほしい。
発売日:2023/9/5
文庫本
琥珀の夏/辻村深月
待ってました!文庫化!
といっても単行本の時に既に読んでいるので、購入予定というよりもめちゃくちゃおすすめしたいがゆえのご紹介です。
辻村深月さんの真骨頂、人の内面をリアルすぎるほどリアルに描いてくれている1冊です。いろいろな意味で、怖い。
発売日:2023/9/5
文庫本
楽園の犬/岩井圭也
最近気になっている作家さんの1人。貴志祐介さんもコメントしていたり、注目されている本作。発売が待ち遠しい!
発売日:2023/9/5
単行本
今宵、嘘つきたちは光の幕をあげる/紅玉いづき
気になっていて、未だ読めていない紅玉いづきさん。新作、異色の青春ミステリーとのことで、とても気になっている1冊。
発売日:2023/9/5
文庫本
最愛の/上田岳弘
芥川賞作家のデビュー10周年記念の最新恋愛小説。これまで読んだことのない作家さんだけど、装丁とタイトル、さらに帯に惹かれて、読みたいリストに追加しました。
発売日:2023/9/5
単行本
ヨルノヒカリ/畑野智美
今まさに、前作の『トワイトライト』を読んでいるのですが、またまたの新作。あらすじをちらっと読んだだけでも、きっと好き!と思えて、早速購入リスト入りです。
発売日:2023/9/7
単行本
あの日、少年少女は世界を、/櫻いいよ
映画が大ヒット上映中の『交換ウソ日記』の作者、櫻いいよさんの最新作。
最近、青春小説に再びハマっているので、ぜひ読んでみたい1冊です。
発売日:2023/9/8
文庫本
青春をクビになって/額賀澪
Instagramのアンケートで「おすすめ!」って回答をたくさんいただいていた額賀澪さんの最新作!ぜひ読みたいと思っていた作家さんなので、迷わず購入リストへ。
発売日:2023/9/11
単行本
鏡の国/岡崎琢磨
”装丁すら伏線”という帯に惹かれた1冊。作者が3年かけたと語り、「見た目に悩み、苦しむすべての人に届いてほしい」と願う本作。”本気の仕掛け”が気になって仕方ない。ミステリー好きなら間違いないのでは!?と発売前から期待しています。
発売日:2023/9/13
単行本
古本食堂/原田ひ香
こちらも待望の文庫化!
原田ひ香さんの作品はいくつか読んでいますが、これはまだ読んだことがなく、文庫化されると聞いて購入予定リストに再度追加しました。
"本と神保町グルメの魅力が詰まった心温まる物語"ということで、期待大!
発売日:2023/9/15
文庫本
とにもかくにもごはん/小野寺史宜
癒される、お腹が空くと話題のこちらも文庫化!
こちらも実は、単行本で読んでいた1冊。
読了後、きっと温かな気持ちになって、明日も頑張ろうって思える、そんな作品です。
発売日:2023/9/15
文庫本
いまこそガーシュウィン/中山七里
このミス常連の中山七里さん。電子書籍で連載していた『このミステリーがすごい! 中山七里「いまこそガーシュウィン」1~4』が、ついに紙の本に!
ということで、ぜひ読みたい。
発売日:2023/9/15
単行本
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