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(雑感)フランスにおける日本マンガの翻訳事情

(雑感)フランスにおける日本マンガの翻訳事情

私が今働いているのはフランスの出版社。そしてマンガ専門の出版社。ということはつまり、出版物の100%が「翻訳本」だということ。

さて、実はフランスというのは、海外の翻訳本の出版数が世界でもっとも多い国のひとつ。(ドイツも多い)。

出版されている本のうち、6冊に1冊は翻訳本、だそう。(http://mondedulivre.hypotheses.org/4645

出版社でも、海外文学を専門に

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フランスの本棚から見えてくる日本とは

フランスの本棚から見えてくる日本とは

人の家にある本棚を覗くのが好き。
そこにはその人の好みや、その人が他人に見せたいと思っている姿が正直に表れるから。

それと同じように、例えばフランスで出版されている日本の本を見ると、フランスが日本をどのようにイメージし、どのようにそのイメージを消費したいと思っているのかが見えてくる。

翻訳というのは自動的になされる仕事のように思われがち。でも、とっても政治的かつ恣意的でもある。

例えばある国

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