キュアスパイシー靴下争奪戦に苛立つ小さき私【子どもたちとの毎朝#159】
2022年6月6日 雨
けっこうな大雨が降る月曜日。
次女が傘をさして歩くのは、いつもより時間がかかるので、早めに出発したいところ。
土日のプール疲れも残っているのか、ちょっと気持ちに余裕がない私。
相まって、出発直前の「キュアスパイシー靴下争奪戦」に苛立ってしまった。
子どもたちにとって、今日履いていくその靴下がいかに大事かということは理解しているつもり。
今日という1日をその靴下と共に過ごすのだから、自分が好きな靴下を履きたいに決まっている。
でも、週末の疲れが残っていて、雨だから早く出発しないとと焦る私には、今日のその争奪戦は「どうでもいい」と感じてしまった。
◇
ことの経緯はこんな感じ。
出発直前、次女が先にキュアスパイシーの靴下を見つけて、「今日これ履きたい」と言った。
その靴下は、新年度長女に買ってあげた靴下の一つ。
キュアスパイシーは一つしかないが、長女には他にもいくつかの靴下を買ってあげていたので、譲ってくれるかな?と思い、次女に「お姉ちゃんに貸してくれるか聞いてみな」と言うと、長女から「やだ!◯◯(長女)が買ってもらった靴下だから、◯◯(長女)が履いていく」と強めの返事。
でた、と嫌な予感しかしない私。
次女が悲しい顔をしているので、長女に「他にもたくさんあるじゃない。今日は◯◯(次女)に貸してあげたら?」と言うが、「やだ!◯◯(長女)が履く!◯◯(次女)の靴下だってたくさんある!」と聞かない。
まだ2〜3分時間に余裕があるので、「じゃ二人で話し合って」と言うと、一方的に長女がまくしたてる形になってしまった。
一向に解決しそうにないし、長女の強い口調にも苛立ってしまい、「もう今日履いていく靴下なんてどうだっていいよ!その靴下を履いていくいかないで何が変わるのさ?◯◯(長女)も譲ってあげなよ!◯◯(次女)もいつもこれがいいって言ってる別の靴下ここにあるじゃん!どっちかが折れなよ!」と、乱暴な発言をしてしまう私。
しょうもない。
姉妹で泣き始めて、少しして長女が泣きながらキュアスパイシーを次女に譲ってくれた。
「もう絶対貸してあげないからね!」と言いながら。
◇
「どうだっていいよ」は違うよなぁ。
子どもたちにとってはどうだってよくないんだから。
時間がないということで、大人の感覚を押し付けてしまったことを反省し、そのあと姉妹には、時間がなかったから強い口調になってしまったことを謝罪し、長女には次女に靴下を貸してくれてありがとうと伝え、次女には「今度、プリキュアの靴下買おう」と伝えた。
失礼しました。
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