【雑記】私はどうして相手に迎合してしまうのだろう。
Noを突きつけることが苦手だ。
そのかわりに、Yesの意思表示をしながらもゆるゆると身をかわすという作戦を、ついとってしまう。
会社で先輩に飲み会に誘われた時、「行けたら行きます〜」で結局行かないとか。
転職誘われた時も、「考えます、副業はありですか?」で引き伸ばした上で、断るとか。
同期に頼まれた仕事も、「今忙しい〜」でかわして、結局やらないとか。
その結果、人に嫌われる。
「やっぱり嫌だったんじゃん」という気持ちが相手の心の中にしこりとして残る。
その結果、普段からニコニコしていても心の中では嫌な顔している人だと思われる。
二面性のある人と思われてしまうのだ。
正直に、「予定あって行けないです」とか、「金銭面で条件が合わないです」とか、「その仕事は私と関係がないから手伝わない」とか、きっぱり断ればよかった。
そうすれば、さっぱりとお互いもやっとした感情にならずに終わらせられるのに。
それがわかっているのに、どうしてもNoが言えない。
いったん、相手に迎合してしまうのだ。
ビジネスだけじゃない。
恋愛において、好きじゃない人からの連絡も上手く断れない。
断られない=気があると勘違いされて、勝手に舞い上がられる。
メッセージだけで好意を測ろうとする人に、勝手に好意を読み取られるのだ。
この間は、会ってもいないのに旅行を提案された。
会ってもいない男との旅行を、私が楽しみにしていると信じて疑わない姿勢に、どんどん気持ちが萎えた。
こちらとしては断ると角が立つから、テキトーに返しているというのに、伝わらない。
「行きたくない」
「関わりたくない」
「連絡先交換したくない」
こうやって、突っぱねるのがとても苦手だ。
明らかに損している。
好かれたい人には嫌われて、
好きじゃない人には好かれる始末だ。
優柔不断で、ビジネスで損する。
断れないから恋愛下手。
誰のためにもなっていない。
仕事もプライベートも損している。
風通しよくNoが言えないせいで、いろいろと困っている。
どうしてNoが言えないのか。
Yesの意思表示をしながらも、ゆるゆると身をかわすのは、実際とても楽だ。
決断に伴う痛みを味わいたくないから、先延ばししたいのだろう。
自分の痛みから身を守ると、その分、何かを失うのだ。
それは何?
言葉の信用だ。
思っていることと行動が裏腹なのは、相手には伝わらないから、裏切られた感が強くなってしまう。
これからは、思ってもみないような言葉を言わないようにしたい
風通しの良い、断りグセを身につけたい。
優しくない人になりたい。
本物の優しさを身につけたい。
いつかは嘘のない言葉で
風通しの良い自分を紡げるようになりたい。
《おわり》
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