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ママのきろく

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6歳の女の子と8歳の男の子の母ちゃんの記録。
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記事一覧

子どもに学ぶ「傾聴」

子どもに学ぶ「傾聴」

先日、小2の娘の通うアトリエのクラスに1年生の男の子が入ってきた。その子は先生の話をぜんぜん聞かず、みんなで作っていた作品に絵の具のしぶきをパーっとかけてしまったそうで、帰り道、娘はずっとそのことを愚痴っていた。

それを聞いた私は何とかその子が来週から居づらくならないようにと「でも、あの絵の具のしぶきむしろ素敵だったよ」「あなたが小さい頃もお姉ちゃんたちは受け止めてくれてたよ」みたいなことばかり

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魔女のほうきのある家

魔女のほうきのある家

しめ縄を作っていたら、
娘が「これもらってもいい?」と
床に残っていた藁をかき集めだし
家にあった棒に巻きつけて
魔女のほうきをつくり始めた。

冬休みに角野栄子魔法の文学館へ行くので
毎晩、一緒に魔女の宅急便を読んでいた影響だ。

「好きに遊んでて」くらいに思っていたら
完成したほうきの出来を見てびっくり。
ほんとに魔女のほうきみたい。

言ってくれたら、もっと取っておいたのに。
でも、これくら

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うずうずしてやってみたわくわくノート

うずうずしてやってみたわくわくノート

小3の息子は「これやってみたらどうなるのかな」というウズウズを止められない。色んなものを分解しちゃうし、噛んでみちゃうし、壊しちゃうし。

でも、それって好奇心が止められないってことでしょ。あなたの良いところだよね!と褒めたら暗い顔して「そんなことないよ。ダメなとこだよ。学校では怒られるもん」と言うので、じゃあさ!それをちゃんと記録して実験にしていこうか。いつかその「やってみたらどうなるかな、うず

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読書感想文の見守り方

読書感想文の見守り方

夏休みの宿題にどこまで親が手を出すのかって
その家庭の教育方針みたいなのが
よく出ているような気がする。

全く口を出さずに提出も
好きなものだけやればいい派。
賞をとれるくらい良いものを作りたい派。
どれも間違いではなく
それぞれの味なんだと思う。

我が家はと言えば
基本子どもに任せるけど
全く口を出さないわけではない。
先の例の折衷派というところかな。

例えば絵を描くときに
子どもの絵は素

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子どもの意欲を引き出すには

子どもの意欲を引き出すには

最近、娘のクリエイティブが止まらない。今日は「ママ、ピアノ弾くよ」と階段に連れて行かれる。階段をエレクトーンに見立てて、最初両手で2段を弾いていたところから全部の段を使って演奏を始めた。確かにこんなピアノがあったらかっこいい!

終わったら「次はバレエやるよ!」と今度は部屋に連れていかれ、娘はかわいい衣装に着替えて私はマフラーを巻かれる。「ママ、雪だるまね」と雪だるま役になって一緒に踊った。こんな

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小学生のドラマ

小学生のドラマ

最近子どもたちとチョコレート戦争を読んだ。毎晩寝る前に一章と決めていたのにもう途中からハラハラドキドキして後半は夜遅くまで一気に読み切った。終わった後も興奮冷めやらず、ずっと感想を話し合っていてなかなか寝付けなかった。あの本の小学生たちは本当にドラマチックだなと思うけど、でも実際の子どもたちの毎日も私はすごくドラマだなと思う。

先週、小学3年生の息子が走って帰ってきて「ママ、Mちゃんめっちゃ行動

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新入生にかけたくない言葉

新入生にかけたくない言葉

娘が小学校に入学しましたと言うと必ず返ってくる言葉がある。

「友達できた?」

私は一年生の子の親として、その一言を娘にかけてもらいたくないなぁといつもこっそり思ってきた。友達なんてそんなにすぐにできないし、半年後にはクラス全員が友達になっていることを息子の経験から知っているから、全然焦る必要はないと思っている。だけど、この一言を言われると焦るのだ。実際全然気にしていなかった娘もこの言葉をかけら

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小3が教える友達の作りかた

小3が教える友達の作りかた

明日は娘の小学校入学式。
娘は「楽しみ!」と口で言いながらも、ちょっと不安そう。少し遠い保育園に行っていたので小学校に友達は一人もいない。2年前息子も全く同じ状況で、彼は2ヶ月間毎朝行きたくないと行って泣き私が送って行っていたのだけれど、友達ができてスッと行けるようになった。

(その時の記事がこちら↓)

今日、晩ごはんの時に娘がボソッと聞いてきた。
「友達ってどうやって作るの?」
それに私より

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得意と不得意

得意と不得意

私はお金の計算や管理が苦手だ。エクセルだって使えない。枠に数字を入れていって、最終的に足し算する方法がわからないから電卓を使って計算して打ち込んでいたら「それ、もうワードでいいんじゃないの」とうちの副代表に言われた。おっしゃる通りだ。そんな私が先週「会計」という役割をすることが2回あった。ちゃんと計算したはずなのに何故か2回とも集めたお金と支払うお金がズレていた・・。2回目なんてただ3人分のお弁当

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人生は常に8割の準備しかできない

人生は常に8割の準備しかできない

今朝、雪が降っていつもより厚手のダウンを出したり、長靴をだしてたりしたら、息子は手袋を忘れて行った。かわいそうになぁ、雪遊び指冷たいだろうな〜。やらないって言うかな〜。

なんて考えながら、私は自分の長靴を忘れた。どうせブーツ履くからと短い靴下にしていたのに、ブーツを汚すのが嫌でスニーカーにしたらくるぶしが寒い…。そして足先がすでに霜焼けになりそうになっている。あ、そういえば今日自分の講座で紹介し

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【ワークショップ】クリスマスリース&ストロースターづくり

【ワークショップ】クリスマスリース&ストロースターづくり

そしてこちらはワークショップのご案内です!

みなさーん!今年は仲良しのイレーネと一緒にクリスマスイベント2回やりますよ🎅まずは第一弾!クリスマスリースとストロースターを作るワークショップイベントです☺️気持ちのいい秋の香りの中、鶴舞公園の茶室で窓全開にしてお庭見ながら作ります🌱想像するだけで気持ちのいい空間!お申し込みお待ちしていまーす🙌

【マイカとイレーネの冬じたく】
木の枠に木の実を

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ユーモアとは

ユーモアとは

うちの夫はとてもユーモア溢れる人だ。普段の何気ない会話もいつだって直球では返ってこない。もはやそれは染み付いているようで、意識的にやっているのではなく自然と面白く冗談まじりにいつだって返してくる。

そんな夫と先日スーパーに入るときに、前から来た男の人がまるでスパイ映画の撮影中かのようにドアの影にささっと隠れて背中越しに中を伺っていた。「えっ・・」と思って中に入ると女の人と娘さんが「パパどこ行った

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子どもの本との出会い方

子どもの本との出会い方

子どもの本屋さんメリーゴーランドに本を毎月届けてもらうようになってからいつのまにか2年が経った。毎月セレクトが本当にすばらしくて、自分ではたどり着けなかった本にたくさん出逢わせてもらっている。

私の友人たちは子どもが小学生になってもう寝る前に本読んだりしなくなったという人も多いのだけど、我が家が今も小さい頃と同じように毎晩本を一緒に読むのが続いてるのはメリーゴーランドのおかげかもしれない。メリー

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ゲーム時間の稼ぎ方

ゲーム時間の稼ぎ方

昨日は兄が晩ごはんにクックパッドで調べて、ツナとジャガイモのガレットを作ってくれて、食後は妹が食器洗いをしてくれた。実は妹がお手伝いをするのはめずらしい。

パパッと終わらせちゃうので早いけど仕上がりが決して綺麗ではない兄とは違い、スプーン1本までていねいにゴシゴシ洗う妹。性格なんだなぁ。

ちなみに兄がお手伝いをよくするのは、お手伝いによってゲーム&YouTubeの時間が稼げるシステムになってい

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