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[6]終 2024(令和06)年夏 ふらり青春18きっぷの旅 鳥取(3)岡山(3)関西(30) 最終日(五日目)

つづきです。

あっと言う間に、最終日となってしまいました。
予定の積み残しがあったので、直ぐには帰れませんでした。

09月06日(金) 最終日(五日目)

楽しい時間は、あっと言う間ですね。
月並みではありますけど。

宇治散歩 後篇

先ずは山科駅から、一旦京都駅へ下って(上洛?)、余分な荷物をコインロッカーに預けました。
東海道線は、土曜日でしたが高校生の姿も多く、ソフトラッシュ状態でした。
その後、奈良線で宇治駅へ向かいました。
観光客が多目で混雑していましたが、城陽駅行の区間列車でしたので、稲荷駅でかなり空きました。

山科駅07:22〜京都駅07:27 5.5キロ
京都駅08:01〜宇治駅08:24 14.9キロ
 420円(参考)

茶壺型郵便ポスト

宇治駅を出て、歩き始めました。
9時前ながら、既に陽射しが強烈でありました。

紫式部像と宇治橋
久美子ベンチ
宇治市観光センター

宇治川沿いに出て、左岸を上流方面へ向かいました。
個人的には、『響け!ユーフォニアム』か『光る君へ』か、と言ったところですが、何時ものお散歩コースではありました。
川の畔にある宇治観光センターは、まだ開いていませんでした。

平等院多宝塔跡(復元基壇)
縣(あがた)神社

一旦、宇治観光センターの裏手から、縣神社にお参りさせて戴いて、裏道からJR宇治駅へ再び戻りました。

駅前 宇治市観光案内所
ゆめりあうじ

宇治駅に戻ったのは、9時を回って観光案内所が開くのを待っていたからです。
我ながら、良く歩いていますが、そんなに苦でも無かったです。
楽しい。
何時も通りであれば、六地蔵から木幡を経て、宇治に入る感じなので、9時前と言うのは先ず無かったのです。
それも加味すれば、宇治駅往復も特に余計に歩いている事でも無いのかも知れません。

宇治市観光センター
交流ノート
源氏物語図屏風 (高精細複製品)

裏手の道を再び戻って、宇治市観光センターで一休みさせて戴きました。
オリジナルはメトロポリタン美術館所蔵の高精細複製品(平等院所有)である、源氏物語図屏風の展示もありました。
ユーフォ交流ノートにも、書込みさせて戴きましたね。

喜撰橋
ウッティー
朝霧橋
宇治十帖モニュメント
ポケモン?

喜撰橋から朝霧橋で、宇治川右岸に渡ると、宇治神社があって橋の袂には宇治十帖のモニュメントもありますね。
そして何故か、その脇にはポケモンマンホール(の蓋)も設置されていました。(春は気付かなかった?)

宇治神社
手水舎
拝殿

宇治神社に、お参りさせて戴きました。
まだ人の姿も少なくて、閑静で落ち着いた雰囲気でした。

宇治橋の出っ張りの◎◎ 上流方向

宇治神社を出て、宇治川右岸を下流方向に向かいました。
宇治橋にちょこっと寄り道して、お京阪宇治駅の脇を抜けて、お茶と宇治のまち歴史公園(宇治川太閤堤跡)に行きました。
宇治駅ホームから見える、隣接地の公園で煉瓦工場跡地だったりします。

黙祷。
お茶と宇治のまち交流館 茶づな

茶づなには初めて入りましたが(ちょっと敷居が高い雰囲気)、大河ドラマ展も開催されていて賑わっていました。

宇治駅
(改札外 階段下)

お京阪の宇治駅から、宇治線に乗車しました。
ユーフォのスタンディパネルは、改札の外にありましたが、新作アニメのモデルとなった階段等、撮影している外国の方が散見されました。

黄檗(おうばく)駅
上りホーム 改札口付近

黄檗駅で下車して、スタンディを撮影しました。
前日に、外からチラ見していましたね。
上りホーム内ではありますが、上下で改札が分かれていて、連絡階段等も無いので注意が必要です。

無駄に引きの強さを発揮して、宇治駅行のヘッドマーク列車に遭遇しました。
恐らく、次の中書島駅行となると踏んで、楽しみにして待ちました。

宇治駅から折返した、ヘッドマーク列車がやって来て、乗車しました。

中書島駅
4番ホーム

中書島駅のスタンディは、日中はほぼ使われていないホームにありました。
前回は列車が留置されていましたが、今回は空でした。

宇治駅方
中書島駅方
車内ラッピングのひとつ

ヘッドマーク車両は、宇治駅方先頭車のみ、車内ラッピングが施されていました。
以上で、ミッションコンプリートと見做して、京都駅を目指しました。

中書島駅
奈良線

中書島駅から京阪本線の特急に乗り、丹波橋駅で準急(各駅停車)に乗り継いで、東福寺駅で奈良線に乗換えて、京都駅に到着しました。

京阪電鉄
宇治駅10:28〜黄檗駅10:33 2.2キロ
黄檗駅10:49〜中書島駅11:00 5.4キロ
中書島駅11:09〜丹波橋駅11:12  1.6キロ
丹波橋駅11:14〜東福寺駅11:26 4.8キロ
 (14.0キロ) 320円

東福寺駅11:41〜京都駅11:43 1.1キロ

東海道東上

志津屋 京都駅店

京都駅で一旦外に出て、荷物をピックアップして、志津屋さんでパンを購入しました。
これで後は、帰るだけです。

鴨川 上流
瀬田川 琵琶湖
瀬田川 下流

京都駅から、野洲駅行の新快速に乗車しました。
土曜にしても、割と空いていて快適でした。
パンも美味しく、戴きました。

京都駅12:15〜野洲駅12:43 29.7キロ

野洲駅では対面ですが、1分乗継で普通列車に乗車しました。
6両でしたが、何とか着席出来ました。
弱冷房が狙い目です。
米原駅直前にある、電光掲示の気温は33度で、初めてそんな高い表示を見ました。

野洲駅12:44〜米原駅13:18 38.0キロ

311系

米原駅で、JR西日本管内から東海管内へ入りました。
比較的空いていたのは、直接新快速の接続が無いからですかね。

伊吹山と新幹線
金生(きんしょう)山

伊吹山は、鹿害等で大変みたいですね。
石灰岩の金生山(美濃赤坂)も、年々凄い事になっています。
それにしても、保護フィルムか何かで、311系の窓は紗が掛っております。

米原駅13:30〜大垣駅14:03 

大垣駅からは、8両編成の新快速に乗りました。
比較的空いていたかと思いますが、岐阜駅辺りから混雑し始めました。

金華山
清洲城
名古屋

土曜の昼下がり、濃尾平野を一気に駆け抜けて、東海エリア前半戦は捗りましたね。

大垣駅14:11〜豊橋駅15:38 116.4キロ

浜名湖

豊橋駅では乗換時間が短かった(5分)ので、『マケイン』(負けヒロインが多すぎる!)を構えなくてちょっと残念でした。
列車は3両で、立っていました。
東海道線ボトルネック区間ですが、時間も短いですから無問題です。
舞阪駅辺りから、プチラッシュ状態にはなりました。

豊橋駅15:43〜浜松駅16:17 36.5キロ

いよいよ今回の旅も、乗車列車が残り2本となりましたが、まだ距離は200キロ以上残っていました。
6両編成で、前4両が新型車両(315系)、後2両が新快速付属編成の転換クロスシート車でした。
皆、転クロ好きね。
その2両の混雑度合いに比べて、ロングシートの4両は空いていましたが、単純に転クロは着席定員が多いので、一概に判断は難しいところです。
静岡駅周辺で、多少の混雑もみられましたが、概ね快適だったのかなぁ。
富士山はすっかり暗くなって、確認は出来なかったです。

沼津駅

沼津駅では10分程停車して、御殿場線からの三島駅行を先行させていました。(乗換も促していました)
謎運用と言えばそうですが、三島駅は新幹線駅でありますから、意味はあるのでしょう。

浜松駅16:21〜熱海駅19:04 152.5キロ

熱海駅からは、最終ランナーとなる、普通列車に乗車しました。
やけに混んでるかと思ったら、10両で国府津駅(ないしは平塚駅)で増結したのか記憶にありませんが、そもそも伊東駅始発列車(18:44)でありました。

乾杯

車内では、熱海駅で購入したビールで、ほぼ恒例のフライング打ち上げを敢行しました。
まぁ、ビールなんて飲むから、途中の記憶が曖昧と言うか、ウトウトしていました。

外は真っ暗で、景色を楽しむ訳でも無く何とは無しに無事、懐かしさも感じる横浜駅に降り立ったのでした。
土曜日でもあり、多少の賑わいがあるかと思えば、何処かで大きなライブがあった様で、人波に揉まれて旅の余韻も薄れて行ったのでした。

熱海駅19:09〜横浜駅20:29 75.8キロ

東福寺駅〜横浜駅 485.9キロ
 8030円(参考)


雑感


そんなこんなで
5日間(4日半)の夏の旅を、無事に終える事が出来ました。
旅の前の週の、台風10号に依る交通機関の大混乱を思えば、初日こそその余波とも言える影響で、多少の波乱もありましたが、再課金でリカバリー出来た訳ですから、その後は天気にも恵まれましたし、それもまた旅の思い出の一つになるでしょうね。
折に触れては書いているつもりですが、全国一律での鉄道の定時性の堅持を、改めて感じた機会でありましたし、だからこそ楽しい旅となった訳ですから、大いに感謝しなければと思いました。
また一時は、台風の影響が長引いた時、旅の中止も念頭にあった中、無事に旅に出て、無事に帰る事が出来ましたから、それもまた感謝ですね。
ありがとうございます。
春に続いて、初日の夜行バスからの二日目は、鳥取県と岡山県の未乗路線乗車と言うミッションでしたが、合間合間に街を散策する等も出来たので、結果的に割と私の旅としては、特に中身の濃いものになりました。
三日目と四日目は、時間に追われる事も無く、ゆったりと目的も果たせましたから、必ずしも鉄道旅ではありませんでしたが、やはり満足度は高いものでした。
元々は、JR未乗路線の乗り鉄と、アニメが中心で始まった旅ですが、今や東名阪のJR未乗路線はありませんし、必然的に後者中心となる訳です。
最終日もまた、午前中に目的を果たして、午後から帰路に入ると言う定番であり、順調でありましたから、言う事はありませんでした。

何れにしても、思った程に疲労は無かったですし、満足度の高い旅であったと思います。
次は、どうしようかなぁ。

最後迄、お付き合い戴きまして、有難う御座いました。


18きっぷ 夏


(了)