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[5] 2024(令和06)年夏 ふらり青春18きっぷの旅 鳥取(3)岡山(3)関西(30) 四日目

つづきです。

四日目となり、丸1日フリーの日としては、早いものでラストとなりました。
やっぱり、18きっぷの旅では無いですね。

09月06日(金) 四日目 

夕方に優先事項もあり、昼過ぎ位迄かなと考えてはいたのですが、そうは問屋が卸さなかったです。

宇治散歩 前篇 プロローグ

満を持してと言うか、恒例の宇治散歩の為に、地下鉄に乗りました。

京都市交
 山科駅〜六地蔵駅 7.0キロ 260円

旧陸軍宇治火薬製造所
木幡分工場鉄道引込線跡
旧工場方面 右手奥が六地蔵駅周辺
奈良線と緑道

六地蔵駅を出て、交通量がそれなりにある通りを歩いて行くと、橋桁や築堤が残っている廃線跡が現れました。
築堤沿いに歩いて行くと、奈良線が近くなって、その同じ高さ迄上がりました。
後で調べると、JR木幡駅から分かれていた様で、駅に近い部分は緑道として整備されています。

許波多(こはた)神社 木幡東中

脇参道から入って、お参りさせて戴きました。
拝殿の背後には、奈良線が通っていて、先程の引込線跡の緑道もありますね。
実は、『響け!ユーフォニアム』関連で訪れたのですが、何か雰囲気が違うなと思ったら、あずにゃん神社(けいおん!)だったと言う見事なオチがつきました。

宇治陵36号墓 狐塚
参道入口

境内には、住宅街に点在する宇治陵の一つもありました。
宇治陵には、『光る君へ』でお馴染みの、藤原家の方々の陵墓も幾つかある様です。
宮内庁管轄の陵ですから、基本は皇族のお墓ですが、あの道長も眠っているとかいないとか。

宇治散歩 前篇 2

鳥居の前の道路(恐らく廃線の橋桁の先)を歩いて行くと、お京阪の木幡(こわた)駅とJR木幡(こはた)駅を結ぶ道路にでましたので、JR方面に向かい奈良線の踏切を渡りました。
そのまま表通りを抜けて、住宅街へ入ったのが失敗で、軽く迷子になってしまいました。
新たに開発された住宅街に良くある、1箇所ないしは2箇所の正解を引かないと、そこを抜ける事が出来ないトラップでした。
陽当りの良い斜面で、右往左往してしまい、結局表通りに戻る形となりました。
一応、最初の交差点より進んだ形ではありましたが、最初から通りを進んでいれば余計な汗も掻く必要が無かったのは、言う迄もありません。
正規ルートに入り、長い坂道を上って行きました。

京都府立東宇治高校

東宇治高校は、ユーフォの吹奏楽協力でクレジットされている、学校としてお馴染みです。
平等院等から見ると、明らかに北側なのに"東"とは、旧東宇治町(宇治川の東岸)地域で、今でも地域名として使われているのは、今回のお散歩で改めて確認出来ました。
それなりに坂の途中の学校ですが、春の莵道(とどう)高校と比べれば、真夏の炎天下でも楽でしたし、やっと来れた満足感が勝っておりました。

宇治散歩 前篇 3

20分程掛けて、奈良線の木幡駅に戻って、18きっぷを投入しました。
列車の中で、ちょっとだけ涼めました。

JR奈良線
木幡駅11:16〜黄檗(おうばく)駅11:18 1.4キロ
 150円(参考)

黄檗宗だけに
茶畑

黄檗駅を出て、目的地へと向かいましたが、やっぱり迷子になりました。
暑さの所為なのか、地図は見ていたのですが、明らかに判断力が低下していました。
それから、私は方向感覚が悪くは無いと思うのですが、何故か京都(特に洛中)ではそれが狂わされてしまうので、初めての場所ではありがちだったりします。
と言った言い訳ですが、炎天下の行軍が主原因だと思います。
軌道修正して、リカバリー出来てからは順調でした。

許波多神社(柳大明神) 五ケ庄

参道入口

そんなこんなで
気が付けば、不意に許波多神社の参道が現れました。
アニメユーフォの聖地で、義井沙里の実家(原作では寺)の設定になっています。

神馬(しんめ)
山車
拝所

参道を進んで朱色の鳥居を潜ると、先ずは立派な神馬像が目に留まりました。
京都で競馬のお社と言えば、藤森(ふじのもり)神社が思い浮かびますが、こちらも知る人ぞ知るお社だった様です。
拝所の手前の建物には、山車等が納められていましたが、こうした造りのお社は珍しいですが、新田(しんでん)のお社でも大きさは違いますがありました。
まぁ、本殿の手前に拝殿が設けられているお社もありますし、何れにしても歴史を感じられました。

御朱印 500円

お参りを済ませて、御朱印(書き置き)を戴きました。
日付のみ、その場で入れて戴きました。

社務所内 (許可を得て撮影)
小吉

コンパクトな静かなお社で、平日の日中で私1人でしたから、ゆったりと過ごさせて戴きました。
訪問ノートにも、書き込ませて戴きました。

宇治散歩 前篇 4

陸上自衛隊宇治駐屯地
お京阪 黄檗駅
京都芸術高校

お社を出て、来た道を戻りました。
お昼を過ぎて、ちょっと残りの予定はキャンセルとしました。
流石に全ては無理だと思ってはいましたが、体力的なところでも無理が出来ませんでしたね。
陸自駐屯地には、煉瓦の建物があって歴史を感じられますが、朝の鉄道遺構ともリンクしますね。
正門がそこにあったとは、前を通った事もありますが、初めて知りました。

上洛

黄檗駅から奈良線に乗車して、京都駅へと向かいました。
相変わらず、稲荷駅や東福寺駅からの乗車(主に外国人観光客)が多かったです。
上洛とは言いつつも、個人的に『現代の洛中は七条通りから上』等と勝手に思っていたりするので、京都駅(八条辺り)は洛中ではありません。
*個人の見解です

黄檗駅12:55〜京都駅13:13 12.0キロ
 240円(参考)

イオンモールKYOTO

目的地へ行く前に、イオンモールでクールダウンを兼ねて、食事やお茶でのんびりとしました。

かなり久し振りに、スタバでお茶していました。
モールのお店なので、相当入り易かったです。

献血ルーム 京都駅前

春に続いて、また旅先で来てしまいました。
400mlで、協力させて戴きました。

今回も、色々と戴き物がありました。
果たして、3回目はあるのでしょうか。

琵琶湖アラウンド

6両

献血後は京都駅に戻って、湖西線の近江今津駅行普通列車に乗車しました。

琵琶湖
伊吹山?

当初は混雑していた列車も、徐々にのんびりとした雰囲気に変わって行きました。
西陽が、中々強烈でありました。

京都駅16:27〜近江今津駅17:31
 58.7キロ

2両ワンマン 通過サンダーバード

2両編成でしたが、空いていました。
何時の間にか、ドア開閉も釦式となっていて、かなりローカル色が強くなりました。
近江塩津駅に到着前迄、かなり迷って決めかねてはいたのですが、敦賀駅に向うのは止めました。

近江今津駅17:42〜近江塩津駅18:01
 20.9キロ

4両(米原駅で8両増結)

新快速に乗車しました。
暗くなって来ましたが、北陸線側では琵琶湖もナチュラルに殆ど見えないです。
伊吹山は、大変な感じでした。
当初は、のんびりした雰囲気もありましたが、夕方のラッシュで乗降も多くなって行きました。
米原駅で8両増結して、完全な新快速モードとなりまして、混雑も増して行く感じでありました。

近江塩津駅18:06〜山科駅19:37
 93.6キロ

(京都駅〜山科駅 173.2キロ)
 3080円(参考)

と言ったところで、山科駅で下車して四日目も無事終了となりました。
想定以上に、歩いた気がしないでも無いですが、無理をした感じもありませんでした。

つづく