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イライラする人にまずやってほしいこと

子育てアストロロジー研究家のみずもとまいです。
ご縁をいただき本当にありがとうございます。

今日は「子育てのイライラ」についてのお話です。

かつて、長女の一挙手一投足にイライラ、怒鳴っていた私ですが
(それはまるでゴリラのよう←ゴリラに失礼)
今、かつての自分と同じように「子どもにイライラしちゃうんです」とご相談をいただいたらこんなお話をします。

自分を知る、が子育てに大事な理由

まず、子育てをする時に私が最も大事だと思っていることがあります。
それが「自分の『設定』を知ること」です。

子どもにイライラする、怒鳴ってしまうというお悩みを解決するためのスタートは「自分が今、どんな設定で日々生きているかを知る」なんですね。


私自身の話をしますと・・・
イライラ絶頂期だった当時、夜なかなか寝てくれない長女に「いい加減にしてよ!」と怒鳴り散らす自分がとても嫌でした。
絵本を読んで、やさしくトントンして…途中まで頑張るんですが、それでもまだ「もっとトントンして!」とおねだりしてくる長女に「私、ここまでやったじゃない!なんで寝ないのよ!!」と、頑張った分だけ「ボカン!」といら立ちをぶつけてしまうことが多くて。

それで、なんでこんなにもイライラするんだろう、と考えた時「21時までに子どもを寝かさないといけない」と「思い込んで」いることに気づいたんです。

あれ?この21時ってどこから出てきたんだろう?

思い起こせば自分が子どもの頃、21時頃には母に「もう寝なさい!」と言われていたんですよね。もっと起きていたい、私だって大人向けのバラエティー観たい!(とんねるずとか)大人って理不尽!と思いながらも、言われたら勝てないことを知っていたので渋々お布団に入る。

そんな日々の小さな繰り返しで「子どもは21時に寝る」という思い込み=設定ができていくわけです。

それが大人になって、親になって、「子どもを寝かしつける」というイベントが発生した時「いや、君ら子どもって21時には寝るもんでしょ!」と、決めてかかりたくなる。
ス●イム?へっ、雑魚が、と侮っちゃうのと同じです。(違うか)


キャラや世界線、ルール、そんな、昔インストールされた「設定」で、私たちは今もゲームをしている。


もうちょっと解像度を上げてお話しすると・・・

子ども時代に、親を含む周りの大人から見聞きしたことが自分の「思い込み」や「ルール」をつくる

その「思い込み」や「ルール」に沿って判断・行動するようになる

子育てをする時もその「思い込み」や「ルール」が生きているので、子どもが自分の「思い込み」や「ルール」から外れたことをしようとすると「なんで?」と戸惑うし、「なんで!?」とイラッとする

というのが、「子育てのイライラ」の原因のひとつかな、なんて思うのです。


子育て観って、世襲制なのかも。


そのルール、今も有効ですか?

だから、「イラッとしたら6秒深呼吸!」みたいなハウツーを実践するのもいいけれど、自分の「設定」を知ることから始めてほしいな。
どんなに新しい武器を手にいれても、自分のキャラが変わらなければ武器を使いこなすのは難しいから。(村人に「勇者の剣」は荷が重い)

「ああ、私って子どもは夜21時までに寝るもんだ設定になってるわ」
と気づけたなら

「その設定って、今自分が子育てする上で必要なのだろうか?」
と考えてみる。

この記事でお話しした「ゴール」と「手段」の話で

「子どもに怒鳴らずに、心穏やかに笑顔で過ごす」というゴールがあるなら、自分が今もこだわっている「21時までに寝る」という設定をやめてみる。

いきなり「好きなだけ起きていていいよ!」ってなると色々バグりそうなので、自分の心が「これならいけそう」と素直にうなずけるレベルから始めてみるのはどうでしょう。

そして、「21時半までに寝れば良し」と自分の心の中で設定をアップデートしたら(紙に書いてもいいかも)、最初は心から「良し」と思えなくても、とにかく

「まぁ、なんとかなるなる」

とつぶやいてみる。言葉は人の気持ちをつくるから、本当に何とかなりそうな気になってくる。
大丈夫、試してみてうまくいかなくても、また設定を変えればいいだけだから。

「設定」の確認→「設定」のアップデート→「設定」の再確認・・・


この繰り返しで、だいぶ子育てって楽になるんじゃないかな、と。

もちろん、中には「なんとかならねーし!」と言いたくなるような設定もあります。

「時間を守ること」
「嘘をつかないこと」

こういう、多分古代ギリシャの偉い人も言ってたんじゃね?的「古今東西大事なルール」は、「まぁ、遅刻しても謝ればいいよね、なんとかなるなる」「まぁ、嘘ついてもばれなきゃいいよね、なんとかなるなる」とは言えなかったりしますよね。

ここはきっと、その人が「どんな自分で、どんな人生を生きたいか」という「ストーリー」に関係する大事な部分だから。

なので、そういう大事な設定はそのままに、まず本筋にあんまり関係なさそうな「細かい設定」から見直すのはいかがでしょう?

「おやつは手作りじゃないといけない」
「寝る前に絵本を読んであげないといけない」
「食事は三角食べをしないといけない」
「毎日ドリルを3ページとかないといけない」
「朝の支度はこの順番でやらないといけない」

あなたとお子さんの「バトル」の原因になっている設定にはどんなものがありそうですか?

今日もお読みいただきありがとうございました!


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