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THREE FOR YOU ~なりたい気分で映画3選~

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「映画は嫌いじゃないけど、”自分が観たい映画”との巡り合い方が分からない!?」という人のための、『なりたい気持ちで映画を探せるマガジン』です。映画年間100本の経験値から、人に「… もっと読む
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2017年7月の記事一覧

7. 家族のややこしさを乗り越える3本

7. 家族のややこしさを乗り越える3本

プロジェクトを一緒にやってくれている大学生Yからのリクエスト。

家庭環境がややこしいので、家族と生きる術を学べる映画を知りたいです

たとえば「たかが世界の終わり」とか!というヒントをもらって、結構こじれた好みですね…!と感じたので笑、「アメリカンビューティー」とかをぶつけようかとも思ったのですが、生きる術を学ぶってことで考えると、それでも何とか前向きにとらえられるものがいいなあと。僕自身は家族

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6. ミーティングって奥が深い、な3本

6. ミーティングって奥が深い、な3本

ほんと、タイトルのとおりで。

答えが一義的に定まるものでもなく、こうすれば間違いないという必勝法があるわけでもなく、相手にもよる、タイミングにもよる、議題にもよる、なんとも難儀な行為「ミーティング」。ちょうど最近、学生たちに「ミーティングとはなんぞや」っていうのをある程度体系化して教えないといけない機会があって、これがまた難儀でした。ミーティングって、確実にうまくいくやり方っていうのはないんだけ

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5. 自分とは他者である、っていう3本

5. 自分とは他者である、っていう3本

前、OB訪問でキャラキャラうるさかった大学生にTFYした記事を読んだMさんが「ポジティブな自意識ムービーはないか?」とコメントされていたので、確かに自意識って持ちようによっては全然悪いものではないし、むしろ人間だれしも、自分らしく生きていくためには多かれ少なかれ絶対に必要なものなわけで、ちょっと今回は自意識のポジティブな側面を考えさせられる3本を見繕ってみました。個人的にも、いままで見てきた全映画

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4. 「復讐もほどほどにね」っていう3本

4. 「復讐もほどほどにね」っていう3本

リベンジっていう単語が日本語になって久しい今日この頃。あの単語の美しいところは(あくまでも日本語としての使われ方ですが)、「至らなかった自分を越えていく」みたいな、ベクトルがあくまでも自己研鑽に向いているところだと思うわけです。もう一回チャレンジだあ!みたいな、あっけらかんとクリアな感じ。でもそれが「自分を痛めつけた相手を貶める事」に主眼がいくと、”復讐”っていう単語の方がしっくりくる空気をおびて

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