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2022年4月の記事一覧

平家物語を観終わって

平家物語を観終わって

ならまちに、町屋をそのまま利用した豆腐料理のお店があります。

ランチ営業がなくなかって行かなくなりました。

(今は逆に夜間営業がないとか短縮になったとか、聞いています)

そのお店が好きだったのは、町屋のたたずまいと静けさでした。

静けさの理由は

店内に流れる「琵琶」の音。

お正月の「春の海」(お琴の音楽、あれです)みたいな

おざなりに「BGMです!」、なんてものとは一線を画す、

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大失敗←読書は再読のターンからの

大失敗←読書は再読のターンからの

表紙につられて読んだ本。

エリー・グリフィス「見知らぬ人」。

犯人の動機がわからなくて、再読し読み終えたのが昨日。

知りたかった動機については初読以上の情報はなかったものの、

この本の真の魅力は

事件そのものではないのだなと、少しだけ深まって、

間を置かずに行う再読っていいなと知りました。

理解力や集中力の衰えを再読で補うって

新しい自分にあったやりかたが見つかったかもしれないと思

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アイデンティティーとサブスク

アイデンティティーとサブスク

なんとか理解がおいつく、ということがあります。

概念がなかったもの、私だとたとえば

「アイデンティティ」「サブスク」なんかがそうでした。

昨日、手芸店ですごくかわいい布を見つけました。

おりしも、会員限定の割引セール中。

だけど、先日、ここ半年のひくほどの出費を反省したばかり。

(宝くじでもあたった?くらいの。でもあたってないからつらい)

ブックカバー作りの人だから、布は要るでしょう

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ダーニング刺繍はつづく

ダーニング刺繍はつづく

畳縁のあざやかな色(上の写真、下部)とオックス生地の

交わるところに施したステッチがかわいくて、気づいていただきたい

ポイントです。

クロスステッチにもう一工程加えたステッチ。

(名前があるのかどうかわからない)

新書本サイズの刺繍は「ダーニング刺繍」でやっていこうと決め

毎回相当試行錯誤しています。

今考えているのは、帽子。

ワンポイントに帽子のデザインはちょうどいいし

バリエ

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牧師館のお茶会

牧師館のお茶会

アガサ・クリスティのミス・マープルシリーズでおなじみ

セントメアリーミード。

「村人のあの人が・・」という話にだけでてきたりもしますし

実際に殺人事件がおこったりしています。

行くことのない異国であれば実在の村も架空のそれも同じこと。

頭の中で、セントメアリーミードの地図を開いては

お話をなぞっていくのは楽しいものです。

英国ドラマでお茶を飲んでいるシーンもうれしい。

ティーカップ

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ベランダの椿2022

ベランダの椿2022

お水取り(起源は8世紀ともいわれる奈良東大寺二月堂で行われる修二会)

のときだけ、販売される「糊こぼし」。

奈良はもちいどの通りにある「萬々堂通則」で買えます。

法会を隅で見守る造花(椿)を模したたいそう美味しいお菓子です。

うちの椿は、のりこぼしと同じ形だと思う。

三輪山でわけていただく苗を育てたもので、今では毎年

たくさんのお花で楽しませていただいています。

写真がないときにまほ

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