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スーパーセンシティブ14 #37歳うつ克服日記

私が通うヨガスタジオ(サットヴァスタジオ)との出会いにより、うつを克服。私のように苦しんでいる人の力に少しでもなればと、うつになってから治るまでの経緯を書いています。

▼うつ克服の体験談一覧
https://note.com/mahiru2go/m/mfb709f683172


▼前回のお話

■時間外カウンセリング

ヨガでのレッスン中はもちろんですが、レッスン以外の時間もたろうたさんに相談に乗ってもらいました。LINEでメッセージを送ると、お返事をいただけるという仕組みです。会話の一部を載せますね。

ま「いま子供たちを寝かしつけました。
 これから父と母と、今後のことについて話し合いなのですが、寝かしつけをしている途中から呼吸ができなくなり、気持ち悪くなってきました」

た『状態が悪くなった原因は分かりますか?』

ま「分かりません」

た『食事はしていますね?』

ま「はい」

た『今夜はお風呂に入って汗をかいて、明日は必ずクラスに来てください』

ま「分かりました。必ず行きます」

た『自分が、子どもたちを寝かしつけるとこまで出来たことをちゃんと認めてあげましょう。また明日。おやすみなさい』


■別人からの返事?

ヨガを始めてちょうど1年が経過した2018年12月。
主人にメールを出しました。
メールは手紙と違ってダイレクトに相手に届くものなので、距離が近づくようでずっと控えていましたが、ヨガを続けているうちに少しずつ現状と向き合えるようになり、思い切って出してみました。

返事は数日後に来ましたが、なかなか開く気になれません。
結局1週間ほど寝かせて、ヨガが終わった後の状態の良い時に思い切ってメールボックスを開けてみました。

そこに書かれていたのは、彼のこれまでの行為に対する反省と、私に対する感謝の言葉でした。

正直、驚きました。
「お前のせいだ」と私を罵倒した彼から、こんな言葉が出てくるなんて。
今回もてっきり、私を責める言葉が並んでいると思っていたので余計にびっくりしました。びっくりしすぎて、『別人かな?』と思ったほどです。


■ごめんなさいとありがとう

当時どうしてあんな発言に至ったのか、彼なりの考察も書いてありました。
簡単にいえば「余裕がなかった」でした。

仕事が忙しすぎる。子育てに参加する時間も気持ちの余裕もない。
そこに嫁が機能しないときた。
嫁が機能しないなら自分がやるしかないが、やり方が分からない。

それによってまたイラつき、ストレスをため込む悪循環に陥っていた。

今は子ども達と過ごす時間が増え(週末はお泊りさせていた)、前よりは少し子どもの世話も出来るようになった。3人で出かけるのも楽しいけど、ここにまひるがいたらもっと楽しいんだろう。

今後について。
少しの時間でも、家族4人の時間を共有していけたらと思っている。
今すぐには無理かもしれないけど、前向きに検討してもらえると嬉しい。

そう書いてありました。


■それから

あれから3年半経った今でも、このメールを見ると緊張してしまいます。

2019年夏には父に対して少し心を開けるようになり、父のいる実家へ引っ越しました。2020年夏には、主人のいる自宅へ戻ってきました

そして今年の夏。主人との暮らしを再開して1年が経過しました。
正直まだまだスムーズな会話は出来ません。
話す前に頭のなかでシミュレーションをしてから話しますし、話しにくいことはLINEで話したりもします。

それでも、家を出ていこうとは思わなくなりました。

それはきっと、ヨガを続けているから。
レッスンでヨガのポーズをして心身を整えて、レッスン以外でも自己観察を続けています。

人が恐怖を感じるのは、自分が知らないことに対してだというお話があるように、観察で自分を見ていると、分からないことが少なくなって、余計な不安を抱かなくなりました。


■サットヴァヨガと私

サットヴァスタジオ、ヨガとの出会いにより、私の人生は大きく変わりました。この出会いがなかったら、子ども達も私も、今生きていたか分かりません。

ヨガは一生続けていくものと心得ています。
ポーズをとっている時間だけではなく、生きる行為そのものがヨガなのだと教わりました。

私と主人の関係は始まったばかりですし、ヨガとのお付き合いもこれからです。未熟な人間ですが、これからも見守っていただければ幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。


【おわり】

私が通うヨガスタジオ(サットヴァスタジオ)との出会いにより、うつを克服。私のように苦しんでいる人の力に少しでもなればと、うつになってから治るまでの経緯を書いています。

▼うつ克服の体験談一覧
https://note.com/mahiru2go/m/mfb709f683172


▼前回のお話

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