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初夏のヨルダンはフルーツ天国!!

ヨルダンは果物が安い上に、すごく美味しい!!

いつも帰り道に通る八百屋さんには、季節の果物が店頭に並べられている。
秋〜冬の時期には、店頭に柿や栗やぶどうが売り出されていた。

ヨルダンで食べる柿はめっちゃ美味しかった。

八百屋には毎日毎日、新鮮な野菜と果物が入荷されていて、店内の果物のバラエティーも日々入れ替わっている。

ヨルダンの5、6月という初夏の時期には、店頭にはスイカやメロンなどが売り出されているし、店内に入れば、さらに色々な種類の果物が売られている。
(初夏って言っても、すでに30度超えの暑さ…笑)

ヨルダンでは、買える果物の種類が多く、とっても安くて美味しく、日本ではあまり馴染みがないような果物もたくさんあるので、最近は八百屋さんで売られている果物を毎日買って帰るのが、日々の些細な楽しみの一つになっていた。

今回は最近食べた美味しくて珍しい果物を紹介していく。

個人的に美味しかった順に、ランキング形式で!!

第3位 ビワ

ビワは、アラビア語で الأسكدنيا(アスカディンヤ)という。
これまでビワを食べたことがなかったので、調べてみるまで何の果物か分からなかった。

食べてみると、柿のようにほんのりとした甘さが美味しかった。


第2位 メロン

メロンは、アラビア語で  شمام(シャマーム)。
八百屋さんで働くお兄ちゃんに、どのメロンが美味しいのか聞くと、匂いを嗅いで渡してくれた。

大きな一玉で、なんとたった1.5JD(約270円)
安い!!

家に帰ってからは冷蔵庫で冷やしておいて、翌日の夕食後に食べることにした。
切る前からメロンの甘い、良い香りがした。

正直メロンは苦手だった。
というのも、食べた後は喉がイガイガすることもあったから。

でもこのメロンは、甘くてジューシーですごく美味しかった!!
食べる手は止まらなかったし、このお皿の量を3人で一瞬で平らげた。


第1位 蟠桃(バントウ)

最初は、「変な形の桃が売ってる」としか思わなかった。
けど、その画像をTwitterに載せたところ、すごく美味しいとの情報をいただき、早速買ってみることに。

結論、最高に美味しかった〜〜〜〜!!!!!!

非の打ち所がないくらい完璧な果物。

まずサイズ感が良い。
普通の桃に比べると、小ぶりなので、気軽に食べることができる。
皮を剥いたり、小さく切る必要もないから、水で洗ったらすぐに食べられる。

そして、味は、美味しい桃の味!!
甘くてジューシーで、絶品!!

無理矢理難点を挙げるとしたら、食べごろのものが分かりにくいところ。
皮が柔らかいものを選ばないと、少し固めの桃に当たってしまう。それはそれで、少しりんごっぽくて美味しいけど。

日本では見かけないし、ヨルダンでも今のこの時期しか食べられないということで、最近は切らすことなくこの桃を冷蔵庫に入れている(笑)


ここからは、日本では馴染みのない珍しい果物や、ランキングには入らなかったけど、食べて美味しかった果物を紹介していく。

見た目がすごいで賞 マルベリー

初めての出会いはいつもの八百屋さんにて。

あまりにも見た目のインパクトが強烈すぎて、びっくりしたのを覚えている。
虫というか、虫の卵というか…。
本当に「何これ?」っていう状態だった。

後で調べてみると、日本語では「マルベリー」とか「桑の実」っていう名前の果物だと分かった。

黒いマルベリーの方が甘さが強くて美味しいとのこと。

確かに黒いマルベリーだったら、見たことがある気がする。

でも、せっかくなので珍しい白い方をチャレンジすることにした。
この写真の白い箱の量で、2JD(約380円)だった。

ビワと一緒に食べることにした。

何度見ても慣れない気持ち悪い見た目(笑)
せめて味は美味しければ…と願いつつ食べたけど、なんか水っぽい味でパッとしない。そんなに甘くもない。
食べれないこともないけど、好んで食べる味ではないかな、と。

横にあるビワの方が甘くて美味しかった。

ちなみにマルベリーは、アラビア語で توت(トゥート)といい、これは白いマルベリーなので、التوت الأبيض(トゥートアビヤド)というらしい。


酸っぱすぎるで賞 グリーンチェリー

この果物は、アラビア語では الكرز الأخضر(カラズアハダル)といい、その名の通り「緑色のさくらんぼ」である。

英語だと、グリーンチェリーというらしいけど、日本語だと何て言うのかは調べても分からなかった。
緑のさくらんぼ?
そのままの言い方で良いのかな?

普通のさくらんぼより食感は固く、とにかく酸っぱい!!
果物というよりかは、梅のような感覚なのかな。

現地の人は、グリーンアーモンドのように、少し塩をつけて食べるらしい。

ちなみにこちらがグリーンアーモンド。
ラマダン中の4月が旬の時期で、イフタールの後にいただいたもの。


安定の美味しさで賞 スイカ

トラックで売られていることも多い。

4月ごろから、街中のいろんなところで見かけるようになったスイカ。
アラビア語では بطيخ(バティーフ)と言って、現地の人たちにも日常的に食べられている。

小ぶりの一玉であれば、1JD(約190円、円安やばい)で買える。

難民キャンプの道端にて売られているスイカ

ヨルダンで食べられるスイカは、甘くて美味しいスイカばかり。
水っぽいスイカにはあまり当たったことはない。

ヨルダンは大家族が多いから、大きいスイカを買って、家族みんなで一緒に食べている現地の人の様子を見ると、ほんわかした気持ちになる。



まだまだヨルダンには食べたことがない果物がたくさんある。
季節の移り変わりと共に、これからもいろいろな旬の果物を楽しんでいきたいと思う。


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