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02.12

三連休の中日の今日は仕事だった。昨日が祝日でお休みだったせいか、土曜日の感じがしない一日のはじまりだった。そのため、いつもより10分もおそく起きてしまった。

ブックカバーの夢

先日、三浦しをん先生の「舟を編む」を読み終えた。辞書を作る人たちのお話。読んだ本に関する感想についてはうまく表現できないため、「深くは語れないけれど、すごくよかった。」で割愛させていただきたい。実はこの「舟を編む」を購入する際に、単行本か文庫本ですごく迷った。結果、持ち運びできる手軽さから文庫本を購入してしまったけれど、単行本の冊子のデザインが辞書みたいでとても心惹かれていた。そのため、読み終わったいまは単行本にしておけばよかったかなと少し後悔している。だから、「舟を編む」をモチーフにしたブックカバーが発売していたら間違いなく買っているだろう。そんな憧れのブックカバーに出会った。しかも今日の夢の中でだ。いつも行っているジュンク堂書店に普通に売っていた。だからそれを手に取ってレジへ向かい、なんなく購入する。そして小さくガッツポーズしたところで目が覚めた。起きて部屋全体を見回してみたけれど、悲しいことにぼくが確かに購入したブックカバーはどこにもなかった。冷え切った床上には、昨日充電しようしようと思いつつできなかったスマートフォンが残り15%でこちらを見つめていた。


「水炊きのうた」

ぼくは頭のなかで気になることが思い浮かんだら、スマートフォンのメモに好きなように書き込んでいる。ほかの人に見られてはいけないようなことは書いていないけれど、見られたら見られたでとても恥ずかしいから、こそこそとメモを取るようにしていた。そんなメモが上司にあっさり見つかった。ちなみにその時書き込んでいたのは「・水炊きはシンプルイズベスト、・はいかいいえで決められる人生」すごくすごく変な目で見られた。だから「今日頭で考えたことを一日の終わりにnoteにしてるんです。」とすかさず弁解する。すると「いい趣味だね。」と褒められた。と同時に「曲でも歌ってみたら?」と画期的なアドバイスもくれた。その上司はアコースティックギターを携えて、自分のその時の気分をのせた曲を作っているらしい。ぼくは曲作るのって難しそうで、まず歌詞を作ることがハードル高いです。と上司に伝えたところ、もう歌詞できてるじゃん。って。エッセイを歌にしたらいいんだよ。って。「なるほど!!」と単純なぼくはすごく驚いた。それ以降、noteを書き終えてからはアコースティックギターを携えてエッセイを口ずさむという変態っぷりをいかんなく発揮してる。そんな上司から、今日「水炊きのうた」「YES、NOのうた」ができたと報告を受けた。仕事終わりに聞かせてあげるよと言われたので、楽しみにしていたけれど、その上司は定時でさくっと退社してしまった。あとを追いかけようか迷ったけど、追いかけなかった。


敬語

ぼくの言動でとても不思議に思っているけれど、なかなかなおせないでいることがある。それは、子どもや、犬、猫といった動物に対して、「敬語」で接してしまうことだ。仕事上では何ら問題はないけれど、プライベートでも道端で出会った犬には「おはようございます。」、猫には「今日はどこに行かれるんですか?」だ。子どもと接することはあまりないけれど、営業先で出会う子どもたちにも、「敬語」で接してしまう。おそらく自分のなかで「壁」を作っているんだとか、他人に踏み込まれたくない領域を死守するために敬語を使ってかしこまっているんだとかいろいろ考えたけれど、しっくりくる答えにはいまだ出会うことができないでいた。そんなぼくが、今日読みはじめた星野源さんの「そして、生活はつづく。」で星野源さんもまったく同様の「敬語」問題に悩んでいたことを知った。そして、源さんなりの解釈もしっかり考えられていたことに驚いた。果たして、ぼくもそうかもしれないと思ってしまう内容だった。でもまぁ、一つの解釈を知ったところで、今後この先子どもたちや、犬、猫と接するときの「敬語」は変わっていかないだろうなと強く思った。それがぼくそのものの個性であり、特徴であるから。それがなくなるとぼくはぼくでなくなってしまう。ここまで書いてみてあれだけれど、ぼくってやっぱり変わってるなと少し思う。


今日はスマホをしっかり充電しておやすみしようと思います。

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