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厚底シューズで走った後は、マグネシウムでリカバリー

トップアスリートだけでなくいまや市民ランナーも、本命レースで厚底シューズを選んでいる方は圧倒的に多いのではないでしょうか。
そしてレースとのフィーリングを合わせるため、普段のポイント練習でも厚底シューズをチョイスしたくなるのがアスリートあるある。
NIKEならヴェイパーフライ&ズームフライ、asicsならメタスピード&マジックスピード、adidasならアディオスプロ&ボストンというのが、鉄板の組み合わせ。
レースでも練習でも厚底シューズを着用する「always厚底」という流れのなか、厚底シューズならではのケアについて3分でコメントさせていただきますね。

厚底シューズの「スーパー反発力」という特性を最大限に生かすため「足の踏み込み」を重視したフォームにしている方も多いと思います。
その厚底に合わせたフォームによって、大腿四頭筋(太もも)や臀筋群(おしり)のケガが増えています。

いわゆる厚底リスクというもので、厚底以前と比較して2倍以上の故障が報告されているほど。
ケガ予防の観点から、体幹の強化&高負荷の筋トレに加え、マグネシウムローディングを推奨する声もあります。

一般的に体内のマグネシウムは50~60%は骨に、残りの40~50%が筋肉や肝臓に、そして1%ほどが血液中に存在しています。
太ももや臀部に高い負荷をかけたランニングによってマグネシウムが不足すると、貯蔵庫の役割を担っている骨や筋肉からマグネシウムが遊離され、骨粗しょう症や足つりトラブルを誘発する可能性が指摘されているのです。

また、インターバル走やペース走で体内に活性酸素が増加した際、マグネシムが足りないと酸化ダメージからの回復を遅らせ、免疫機能を低下させる恐れもあります。
ケガと違って実感しにくいことなのでついつい疎かになりがちですが、ポイント練習の翌日にダルさや集中力が低下しているなと感じたら、走ることだけでなくカラダのケアにも情熱を傾けたいところ。

厚底シューズでしっかり走った後は、マグネシウムもしっかり補給して、ケガのリスク低減コンディションアップを意識してはいかがでしょうか。
そして、ランニングを生涯スポーツとして、ずっとずっと楽しんでいきましょう!


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