2021年6月(休職1ヶ月目)

休職、となった途端私は何かの糸がぷつりと切れたように動くことが出来なくなった。

初めて飲む抗うつ薬、抗不安薬のコンボはとにかく眠気やボーっとするといった症状が凄まじい。
少量から始めていったのにも関わらず、だ。

それでも子供達の事、傷病手当金手続きや市役所への手続き等、私にはたくさんの用事が降ってかかった。

用事がある時は以外はほぼ寝たきりだった。
離婚時、子供達はまだ2人とも未就学児だった為、私の実家近くに引っ越した(同市内だったが、より実家に近付いた)為、晩ご飯を実母が毎日作りに来てくれていた。これは8月まで続いた。

突然の休み、同職種の2人への申し訳なさ、皆だってしんどい中家庭と仕事を両立しているのに、私はなんて無能なんだろう…等

とにかくネガティブな事しか考えられず、ずっと寝ていた。
ちなみに直接的な原因は仕事への劣等感、緊張感はもちろんあったが、実はプライベート面の方が直接的原因の要素が大きかった。これもまた書く機会があれば…


あとこの時期だけだったのだが、突然夢がリアル過ぎて何度か母に連絡した事があった。


さっき誰かとうち来てたよね?あれ、おらんわゆうて帰ってたけど私寝てて…と連絡すると


「え、行ってないで」と。


本当にびっくりするくらいのリアルさ、あと悪夢もよく見た。


あとこの頃から、認知症状の悪さを自覚し始めた。
地元内で道がわからなくなる(一応目的地には結局たどり着けてはいたが)
字の読み書きに困難さを覚える等。
書類系のものは本当に手伝ってもらわないと書けなかった。


買い物の時は、人が多いと息苦しくなり動悸がしていた。

あと、6月の受診前、実父の行き過ぎた詮索が、実母のふとした一言で読み取れ、本当にうんざりして食欲が落ちた時期があった。


私が甥っ子に、子供達のサイズアウトした服を送ったりする事を母に話していたのだが、(妹は結婚し、隣の市に住んでいる)


父が、自分が私の子供達にハワイ土産(昔仕事で行った時に買ってきたもの)も、ちゃんと入れてるのか、等といった事を気にしていたようである。


父のこういうところが本当にしんどい。


実父母が車でその服も妹のとこ持っていくよと言っていたのだが、そんなこと聞いたら、父のことなので私がまとめたものを開け、勝手な査定をする事が目に見えていたので、宅配する事に固く決めたのである。


私の実家の話はまた別に書く事とすると思うが、実父母は過保護過干渉である。特に父は酷い。


なかなか身体も心も休まらない6月だった。


6月受診時の処方
・ロフラゼブ酸エチル錠1mg(メイラックス)2錠/日 朝夕
・ミルザタピン錠30mg(レメロン)1錠/日 夕
(5月の15→30へ増量)
・五苓散 7.5g/日 朝昼夕
(5月のベタヒスチンメシル酸塩錠6mg分3から変更。めまいや立ちくらみへの処方)

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