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Vol.12 委員会③美唄の未来を若者たちが考えてみた!

突然ですが!

あなたの住んでいるまちが、10年後どうなっていたらワクワクしますか?
あなたのまちの人たちが、外からどんな人と言われたら嬉しいですか?

パッと出てこない方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方も今回の『美唄の未来に夢を描く委員会』3回目の記事を通して、自分のまちに置き換えて僕たちと一緒に考えてみてもらえると嬉しいです!

美唄の未来に夢を描く委員会とは?
困難な状況が想定される2040年の美唄を見据えた上で、市民主体のまちづくりを進めるために、20年後のまちを引っ張っている世代の10〜30代の市民11人で立ち上げた委員会です。
この委員会では月に2回程度開催し、美唄の軸となる魅力の言語化を進め、市民と想いを共有するシンボル(ロゴ・キャッチコピー)を作っています。

前回は歴史という共通言語を作った

前回は美唄市郷土史料館に行って、「美唄の軸となる魅力」についての議論の土台となる美唄の歴史をインプットしました。

そしてインプットをもとに、美唄を象徴するようなキーワードをみんなで出し合いました。(文字の大きさでキーワードが出た多さを表していて、大まかに近しいジャンルで色分けしてしてみた)

美唄のキーワード

2回目までは過去から現在までの美唄の話をしてきましたが、3回目はこれらを踏まえて、美唄の未来について議論を展開していきます。


まちと個人の距離を近づける

まちの未来を考える上で、まずは自分がまちとどのように関わってきたかを振り返る時間を作りました。

美唄での自身のストーリーを教えてください

さきほど出した美唄のキーワードから3つを選び、それに関連するまちでのエピソードをそれぞれポストイットに書いて、全体で共有してもらいました。

(ちなみに僕は、公園で缶蹴りをしたり、近くの池でザリガニ釣りをやっていたりしたのを覚えています)

ずっと美唄に暮らしているメンバーも多く、色々なエピソードが出ました。

和やかなエピソードから特殊なエピソードまでたくさん

・親戚で集まるときは祖母がとりめしを作ってくれる
・毎年紅葉の時期に、アルテピアッツァに写真を撮りに行く
・先祖が屯田兵で、学校の教科書に出てきて、誇らしい気持ちになった

まちのなかでの自分の姿を想像することで、形がなく捉えづらいまちと個人の距離を少しでも近づけることができたのではないでしょうか。


どんなまちになったらワクワクしますか?

次に

「どんな美唄になったらワクワクする?」

という問いを投げかけました。このプロジェクトで見据えている20年後というとちょっと想像しづらいので、10年後という設定で考えてみました。

みなさんも自分のまちを想定して考えてみてください!

(5分ぐらい)

全体共有の様子

これもまた色々なアイディアが出てきました。

・(美唄から延びる)日本一長い直線道路に、日本一長い出店が並んでいる
・若者のように元気な高齢者が活躍している
・市民全員が農業に関わっている

一方でいくつか共通するようなアイディアも出ました。

・子供の笑い声や美しい唄が響く
・自然やアートがまちの中で混ざり合っている

毎月願いが叶うというのも(絶対楽しそう笑)


どんな人たちと言われたいですか?

そして最後に

美唄の人ってどんな人って言われたい?

という切り口からまちを考えてみました。まちはひとの集合体でもあるので、まちの人たちの雰囲気がまちを形作るし、そのまちがまた人を育てると思っています。

またみなさんも一緒に考えてみましょう!

(これも5分くらい)

終始楽しい雰囲気で進んだ

メンバーからはこんな意見が出ました。

美唄愛を感じる  よく笑う人  程よい距離感だよね  明るい人
文化歴史を大切にする  謙虚な人  誇り高い人  長生きだね

美唄の人はチェーン店が好きじゃないよねという意見も


一人ひとりがまちを創っていくという意識を持つこと

今回はポストイットを前の模造紙に貼って、全体に共有するというアクティブなワークだったこともあり、会場はすごく盛り上がりました。(やっぱり未来の話って楽しいな。笑)

また今回重要だったのは、だれでも話せるテーマにすることだったと思います。

10代から30代までのメンバーがいる中で、それぞれの立場や経験からの意見で議論に貢献することで、活発な動きが見られたのではないかと思います。

委員会中のメンバーの発言で印象的だったのは、

・学校で同級生と話すときは、「なんにもない」とか美唄のネガティブな話しか出ないけど、委員会ではポジティブに考えることができた
・そもそも美唄の未来について、ほとんど考えたことがなかったけど、美唄の未来を考えるのはワクワクした

少しでも自分たちがまちを創ってくんだという意識が持てたのではないかと思います。

意識だけではまちは変わっていかないけれど、まちの人が自分たちで未来を創ろうとしているのか、それとも過去の記憶を語り続けるのか、で20年後のまちの姿は大きく変わっているはずです。

正直美唄の20年後はかなり困難な状況が想定されていますが、そういった意識を持てば、徐々にまちの雰囲気が変わり、そして行動によってまちが少しずつ変化していくと信じています。

次回はこれまでの議論をもとに、いよいよ「美唄の軸となる魅力」を決めていく段階に入っていくので、このままの勢いで走り続けたいと思います!


▼委員会4回目の記事



今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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