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介護で1000万円稼げるか?

166本目。こんな記事がありました。
「介護で1000万円プレイヤーを増やしたい」


増えて欲しいですし、ぼくだってなりた~い♬
では現状の、介護福祉士の給与ってどれくらいなんでしょうか?

現状は、310万円ほど。。。
1000万円は先の先ですかね。。。

ところで、他の職種も含めた
日本人の平均年収はどれくらいなんでしょうか?

国税庁の民間給与実態調査統計では、
令和2年の平均年収は433万円となっています。

日本の、介護以外の業種も含めてみても、
1000万円プレイヤーは少数なんですね。

世界基準と照らしてみると、
世界で22位だと。お隣の韓国より少ないですし、

失われた30年といいますが、
日本人は収入が全く上がることなく、30年過ごしてきています。

日本はただいま人口減少真っ最中。

これはつまり、仕事して稼ぐ人数が減るということなので、
今後、日本の経済成長は無いとみていいでしょう(悲観的ですみません)

では、介護職の1000万円プレイヤーは可能か??

ちょっとムズイ??


ムズイ、、、と思いつつ考えてみましょう!!

方法は2つかな

①高い価値を提供する

・他の人にはできない、特別なケアを提供する
・個別に応じて、なんでもやる

などにより、その分お金をもらう。

自費サービスを提供している事業者さんは、このような介護保険制度ではできないことにも応じたりしてますね。

介護保険で提供できるサービスは、
本人が生活するために必要な介助に限られています。

趣味のこと、買い物など用事ではないお出掛け、大掃除、ペットの世話などはできないのです、、、

ニーズはあると思いますが、
これで1000万稼げるかは、、、どうですかね。

他には、介護の知見を活かして、
・介護の講師
・介護事業のコンサルティング
・メーカーさんのアドバイザー

などのように、派生分野での活躍もできるとは思います(ぼくはこのあたりに進出してみた)

②介護保険制度の中で生産性を上げる

介護職は、基本的に介護保険の仕組みの中で仕事しています。
そこで産まれる収益から給料が支払われます。

なので、1000万円プレイヤーに
1000万円の給与をだしたければ、

それだけの収益を上げないといけません。

介護の事業の収入源は、
・利用者さんからいただく利用料
・介護保険の報酬


利用者さんは、介護保険に加入しているので、基本的な利用料金の負担は、1割、2割、3割のみです。

事業者さんは、保険で割り引いた分(介護報酬)を保険者(保険の運営側)からもらいます。

そして、どのサービスはいくら、
という価格は決められています

価格を自分たちで設定できません。

食費、部屋代や自費分は決められますが、
収益源としてボリュームが大きいのは、介護保険収入。

その部分が固定なので、収入を上げたければ、経費を下げる必要があります。

介護事業の経費の6〜7割は人件費。

人件費を下げるということは、少ない人員で沢山のケアを提供する

ことになると思います。

高い価値を効率的に


それを実現する仕組みとして、
定期巡回に可能性を感じています。

24時間の在宅生活を支える訪問介護のサービスです。

介護職が、おうちを回っていき介護をします。

従来の訪問介護との違いとして、
「固定された予定」で訪問するのではなく、
「臨機応変に」訪問できます。

従来の訪問介護は、予定が固定的で、サービスする内容も固定的なので、臨機応変な対応ができないのですが、

定期巡回は、介護職の裁量で対応できます。

必要なところには時間を取り、
本人にできることや、本人がほっておいてほしいことには時間を取らない。

できることを無理なくやってもらうことを支援する仕組みです。

これって、介護保険が推し進めている自立支援そのものです。

一人一人に合わせて、必要最小限のケアをし、一日の中で短い時間でも頻回に訪問できる。

1人の介護職が関わる時間が短くなれば、沢山の利用者さんを支えられます

自立支援を進めて、ケアの時間を短くすることで、生産性が上がる。

それをやっていい仕組みです。

従来の訪問介護だと、沢山サービスに入ることで収入が増えるので、必要無いサービスも入れようという発想にもなります。
 
そうではなく、必要なことを必要な分だけサービスする仕組みなのです。


生産性が上がれば、一人の介護職が産み出す収入は増えます。

そうなれば、介護職の給与も上げられます!!

ぼくはこの仕組みを使って、

介護職の給与を上げたい!!

と思うております!!

1000万プレイヤーを生み出せるか、、、

精進するでぇ〜〜!!

コミュニティもやってます!!
良かったらご参加ください!!

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