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”多数決”で正解は出せるのか?

105本目。人が集まれば、色々ありますが(笑)、

考え方、価値観、捉え方

などはホント色々あります。


昨今のコロナ禍でのワクチン接種についてもそう。

・打つことで日常を取り戻そう。
・今までになく早期開発されたものなので心配だ。


オリンピックを開催するかもそう。

・せっかく大金使って会場を整備したりしたんだから。。。
・いま、それどころではないのでは、、、


介護の世界でも、、、

・認知症の人に自由に生活なんてリスクが大きいのでは、、、
・本人の能力を見極めれば、できることをやってもらう方がリスク低いのでは。。。


価値観は、情報、性格、立場で変わる


・どんな情報(メディア、聞く話など)に触れているか
・性格(前向き、後ろ向き、社交的か、など)
・置かれている立場(忙しいか、役職がある、結婚してるか、など)

によって、ものの見え方や捉え方が変わり、
価値観も変わってくる。


同じメディアに触れている。
同じ人のSNSをフォローしている。
共通の知り合いの話を聴いている。

などで、ある程度”似た価値観”になることはあり得ますが、
完全に一致することなんて、ないでしょう。


正義の”見方”は、誰の味方?
にも書きましたが、

誰もが自分の正義の中で生きています。


大勢の人がいるなかで、各自の価値観を一致させる。
そんなこと、できるのかな??

うん、できないと思います。

人の数だけ価値観も様々ですもの。


しかし、ぼくたちは、

多数決社会

に生きてます。


まず選挙がそう。
投票の数で決まる。

それは、多数派が有利な社会構造

政治家も当選したいわけで、
「多数派のための政策」を掲げる方が有利なので、

少数派は不利になりやすい構造。


・「いいこと」言って、期待感を感じてもらう。
・「耳に痛いこと」言って、本質的な解決を考える。



どっちが多数派になりやすいでしょう。

そして、本当に全体のことを考えているのはどっちなのか。

痛みを伴うことが本質的かもしれない。
少数派になるかもしれませんが、、


では会社組織ではどうでしょう。

会議の場面では、多数決を取ることもあると思います。


その時に「本当に必要なこと」を決める場面もありますよね。
とても大事な決断です。

「本当に必要なこと」のための価値観
を持った人が多数派ならいいけど、

少数派だったら。。。
楽したい、とかが主流だったら、、、

時流に乗れず、負け組になってしまうかも、、


つまりは、多数決は本質的ではないのかも。。。


「多数」か、より「いい意見」か
が大事ですものね。


「それ、いい意見ですね~」
と感じる人が多いか少ないか。

いい意見=チーム組織のための意見
だとしたら、

これは、かなり大事なポイントなのかもしれません。


多数決の場面で、

その場の流れや、声の大きい人の意見に流された意見
が多いとして、

それが「いい意見」ではなかったら、、、

チームにはマイナス。。。


個人の価値観は、そもそもバラバラ。
そう考えると、むしろ、

個人の価値観、より組織の価値観?



組織というチームがうまくいくには、

・自分たちの「明確な価値観」を提示する
・それに合う人材でチームをつくる
・価値観の共有をこまめにする

などが大事なのかもしれないな、と思いました。


介護事業所でみても、いい事業所さんは、
みんな「自分たちのやろうとすること」が明確。


チームは、目的のために集まった人々。

”価値観が近い人”でチームをつくるのは、
とても重要なのかもしれません。

そのために、
価値観の軸を作っておく。

そのうえで議論をする。

議論するにも、価値観のベースがないと、
ゴチャゴチャになるのは当然かも。。。

だって、みんな自分の正義で生きてるから。


だから、人の集まりには、
組織の価値観が必要なんだと思います。

”個人の価値観”はバラバラが基本だから、
個人の価値観で議論すると、まとまりにくいんでしょうね。


チームプレーとは、
組織の中で、個人を活かす

ということであって、

個人にチームを合わせる
ということではないんでしょうね。


・価値観はみんなバラバラ。
・価値観は、それまでに触れてきたものが影響してる。
・多数決では、多数派が有利。
・多数派がチームにとって「いい意見」を出すとは限らない。
・チーム組織では、組織の価値観が大事。
・個人の価値観で議論すると、まとまりにくい。
・組織の中で、個人を活かす。


チームの目的、仕事の目的、
なんのためにするのか、
価値観。。。

本質をみることが大切なんだな、と感じたnoteでした~♬

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