waka@México/フリーランサー

【メキシコ在住】元RECRUITの営業/自身の脱毛症体験により医療用ウイッグ相談&am…

waka@México/フリーランサー

【メキシコ在住】元RECRUITの営業/自身の脱毛症体験により医療用ウイッグ相談&販売で起業/フリーの営業&ライター兼ネットでウイッグ屋/一生働きたい、好きなときに海外に出掛けたい。だからフリーランス。ゆらゆら

マガジン

  • waka×ひとりごと。

    普段の生活や日々思うこと。団体行動が苦手で飽きっぽくて感情をあまり表に出さない私が心の中で感じたあれこれ。

  • waka×海外

    トラブルや気付きやオシャレな風景や雑記。暮らすように旅する。極貧でも豪華でもない旅行スタイル。語学はほどほどでも、どこでも飛び込む鉄砲玉。

  • waka×フリーランス駆け出し期

    2018年4月、フリーランス営業として仕事をスタート。文系、専門学校卒の私が苦労した経験、悩んでる現状、意外と稼げてるのか?など、赤裸々に公開します。広報でもエンジニアでもクリエーターでもなく「営業」です。

  • 移住先を探す旅

    自分らしく生きていきたい。生活拠点を海外に移したい。アメリカ・カナダ・メキシコを回りながら、2019年3月までに移住先を決めるまでのイロイロ。

最近の記事

  • 固定された記事

何かを手にしたくて渡ったアメリカで、私が求めていることが少しだけ見えてきた。

「……今、家?」 2日前だったか3日前だったか、NYで滞在している家で自分の独り言(寝言?)で目が覚めた。朝の5時、初めての感覚。ぼーっとまどろんでいる中で、急に様々な想いや感覚が溢れてきて、ベッドから飛び起きる。 パソコンを立ち上げている間に大切なことが消えて行ってしまいそうで、そばにあったメモ帳を開いて、真っ白なページに殴り書きしていく。 私が大事にしたいこと。私がありたい姿。私が何ヶ月も何年も感じていたモヤモヤ。それらの答えがぼんやりした視界の中から滲み出てくるよ

    • 69歳の母が一人でメキシコへ。

      2020年の夏に私が日本へ一時帰国して以来、約3年ぶりに母に会った。コロナ明けで動きやすくなったこのタイミングで、LAにいる親友宅に訪問しつつ私のいるメキシコにも来てくれるという。一人暮らしで犬を飼っていて長期で家を空けられない私にとっては、とても有難い再会の形であった。 福岡発、仁川経由でLAへ。その1週間後にメキシコシティへ来て10日間滞在。またLAへ戻って2週間を過ごして福岡へ帰るという旅程。未だ現役で仕事を続ける母は、1ヶ月ちょっとの休暇を取って単身2ヶ国に足を踏み

      • 天国へ旅立ったオメちゃんへの手紙

        これまでに数回書いた、愛犬オメガのnote。今日はひとつの区切りとして先日9月30日に天国へ旅立ったオメガへ手紙を書こうと思います。 ***** オメガへ。 最初にうちに来た日のこと、覚えてる? 2.9キロで片手でも抱きかかえられるサイズ。少し不安気でまだ耳も折れた状態だったね。11月23日生まれで、うちに来たのが2月4日。犬を飼うのも初めてだった私は、可愛くて可愛くて仕方なかったのをはっきり覚えてるよ。 それからどんどん成長して、あっという間に家中のコンセントを噛ん

        • 安楽死という選択

          私には1歳6ヶ月のオメガという愛犬がいる。 雌のボーダーコリー。ただただボールを追いかけるのが好き。おやつを食べるのが好き。私の注意を引くのが好き。 半年ちょっと前に痙攣を起こして入院し、死の淵から復活した強い犬。 先天性の心疾患があるとわかり、寿命は平均的に1~2年と医師に言われてから覚悟はしていたし、さらに一日一日を大事に過ごしてきた。 なるべく毎日散歩の様子をインスタに記録し、仕事を集中して片付けて遊ぶ時間を2時間毎に確保し(心臓が弱いので1回5分くらいしか遊べ

        • 固定された記事

        何かを手にしたくて渡ったアメリカで、私が求めていることが少しだけ見えてきた。

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        • waka×ひとりごと。
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        • waka×海外
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        • waka×フリーランス駆け出し期
          22本
        • 移住先を探す旅
          10本

        記事

          オメちゃんのいま。

          まず最初に、この記事を読んでくれている皆さんにお礼を。 前回の記事の後、サポートを始め優しい言葉や励ましのメッセージなど沢山いただきました。noteから、Twitterから、インスタグラムから、「強くいよう」と心から思わせてもらうことができました。本当にありがとうございます! 前回の記事で、オメガは「動脈管開存症」の可能性が高いと書きました。寿命はおそらく5~7年とも。しかしその後の検査により、心臓の状態がはっきりとわかりました。 先天性の心疾患。心臓の中に4つある部屋

          オメちゃんのいま。

          オメちゃんを助けてほしい

          私には生後11ヶ月の飼い犬がいます。ボーダーコリーの雌、名前はオメガ。私にとっては犬を飼うこと自体初めてで、多い時は1日2回ドッグランに連れていくほど生活の中心的な存在。 動物と暮らす人にとっては当たり前の言葉だけど、まさに家族。常に私の部屋にいて、寝ている時以外は遊んでくれとせがんでくる、ごくごく普通の元気な子犬です。(12キロあるので、子犬と言うには大きいけれど。) そんなオメちゃんは今、入院しています。原因は(現時点でのドクターの見解では)先天性の心臓疾患。赤血球の

          オメちゃんを助けてほしい

          あれから2年。

          音楽って不思議。その時々はただ好きで聴いているだけなのに、しばらく経って耳にすると、意識せずとも過去の情景が思い浮かんで楽しくなったり感傷に浸ったりできてしまう。 どこにも書かないつもりだったけれど、そもそも恋愛系の話をあんまりしない私は、「書かない・言わない」だとずっと自分の中に残りそうなので、(後で消すかもしれないけど)ここに吐き出してみようと思う。 私は2019年の8月に離婚した。まぁ当然の流れだと思っているし、それ自体に後悔とか未練は無いと言って間違いない。強がり

          16年前死のうとした同期に、連絡しようかリアルに迷っている話

          24歳のときのお話。 私は19歳で就職したあと、23歳で転職して営業として働いていた。死ぬほど忙しくて精神的にも体力的にも限界ギリギリで毎週を走り抜けていた。 3ヶ月したら辞めよう、とりあえず1年続けてみて辞めよう、そんなことを日常的に思いながらも何とかやっていけていたのは、職場に変な上下関係がなく、割と本音で好きなことを言い合えていたからだと思う。 そこで知り合ったのが、今回の主役であるMちゃん。歳はたしか私の2つ下くらいだったと思う。サークルノリで盛り上がる支社の中

          16年前死のうとした同期に、連絡しようかリアルに迷っている話

          日本だったら、たぶんやらない

          私は昔からわりと、他人との距離が無駄に近くなるのが苦手だ。近所付き合い、商店街でのやり取り、友達の友達。 30歳をだいぶ過ぎてから、ようやく人並みにコミュニケーションがとれるようになったが、自分からすすんでやるか、と言われたら今でもやらない。 別に人が苦手とか自分に自信がないとか、ましてや人見知りとかではないと思ってはいるけれど、ただ単に億劫なのだ。愛想笑いが死ぬほど苦手だった若かりし頃をちょっと引きずっているのかもしれない。 そんな私が、挨拶を交わすようになったばかり

          日本だったら、たぶんやらない

          日本を出たから感じられること。メキシコにいるから分かってきたこと。

          近所のスーパーへ歩いて向かっていた2月もまもなく終わる今日。ふとこんな事を思った。 「メキシコに来てからもう1年以上経つのか。相変わらずスペイン語はボロボロだし、お腹はこわすし、こっちで見つけた仕事も休業状態。何となく生きてるだけでも、時間は過ぎるもんだなぁ。」 標高2300mのメキシコシティの容赦ない日差しを浴びながら通りを渡って、道の両側にそびえる木々に目をやり歩みを進める。 もうスーパーも目の前、というところでもしここが日本だったら、と想像を膨らませ始めた。ちょっ

          日本を出たから感じられること。メキシコにいるから分かってきたこと。

          「簡単にメキシコは危ないって言うな」と言われた話。

          メキシコって、麻薬カルテルの闘争のイメージがあって。でも、そもそもの街(メキシコシティ)の危険度は他の都市と恐らく同程度だと私は思っているんです。それでも、メキシコにいると話すと「え、大丈夫なの?メキシコって。」とか「すごい残虐な輩がいるんでしょ。」とか言われることがある。 肌感覚としては、半分合ってて半分間違っている。ニュースを見れば、確かに残虐な報道もされているし、毎日のようにどこかで「え!これ、日本だったら連日大騒ぎだよね。」というものが流れてくる。 でも、実際何か

          「簡単にメキシコは危ないって言うな」と言われた話。

          メキシコで、トルティーヤを食べてメスカルを飲みながら

          また1年が終わる。それ自体は特に嬉しくも悲しくもないけれど、なんとなくSNSから漂う師走感に乗っかってみようとしたりして。 私の実家は、正直あんまり文化的なものを大切にしない類で。「毎年1月2日は、いとこ家族と佐賀競馬に行く」という謎の恒例行事以外は結構グダグダだった。 料理の苦手な母は2品(ローストビーフと黒豆)だけを作るし、その反面掃除に命をかけるタイプなので、大掃除の際は「5時間以上外に行ってて」と手伝いを求められることもほぼなかった。(それはそれで嬉しかったけれど

          メキシコで、トルティーヤを食べてメスカルを飲みながら

          フリーで仕事を探すのって大変だよなぁ、と思った話

          一時帰国を終え、10月1日にメキシコへ戻ってきた。相変わらず気持ちの良い気候、セニョリータ!が飛び交う市場、路上のタコスや謎のお菓子。変わったのは私が膨大な時間を過ごす住処だけ。 安全面の心配と「他のエリアってどんな感じだろう?」という興味により、セントロ(観光地の旧市街がある場所)から、南へ7キロほど下ったコヨアカンというエリアを、これからしばらくの滞在場所としてチョイスした。 アーティストや政治家が多い静かな住宅街。部屋の大きな窓からは、リスたちが電線で追いかけっこを

          フリーで仕事を探すのって大変だよなぁ、と思った話

          1週間40万円チャレンジを終えて

          7/9~7/16に急きょ開催したチャレンジが今日終わりを迎えた。最終的な結果は以下の通り。 46万円、応援者65名。 有名人でも何でもない、ごく普通に生きているだけの私にとって、この数字が与えるインパクトはとても大きい。 そもそもの始まりは「非常事態が起きて、航空券で大金がぶっ飛んだ!日本に帰っても誰にも会えないよー、助けて!涙」という、誰にでも起こりうる、いやきっとこれまでも誰かが遭遇したであろう悲運に、ただ協力してもらうという、泣きつき企画。 私以外の人に、メリッ

          1週間40万円チャレンジを終えて

          1週間40万円チャレンジの真っ只中

          今日はスタートして6日目の夜。 ついに、明日7/16のお昼12時にこのチャレンジが終了する。目標金額まであと2.9万円。しびれるような展開である。あと数時間後には「達成したよー!」と協力してくれた友人知人に報告できれば最高なのだが、それは現時点では何とも言えない。 8年間も営業会社にいたので、もちろん決めた目標数字はやり切りたいという想いはあるものの、実は毎晩パソコンの前で「うそ……」とか「え、なんで?」などと、達成前なのに口に出して微笑んでいる私がいる。 何が起こって

          1週間40万円チャレンジの真っ只中

          1週間40万円チャレンジのはじまり

          今の気持ちを残しておきたくて。 私は今、全力で人に「助けて!」と言うだけの1週間を過ごしている。事の発端は7月5日。いつものようにPCを立ち上げていたら、前日のアエロメヒコ航空からのお知らせが目に入った。 全便キャンセル。返金なし。(勿論もう少し丁寧な文章で。) アエロメヒコ航空は、今回の一時帰国で私が予約した航空会社。フライトは10日、つまり5日後だ。メキシコからの直行便はここと全日空のみ。ビザの期限の問題があるので、10日以内に必ずメキシコを離れなくてはならない。

          1週間40万円チャレンジのはじまり