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【海外記事メモ】UI/UXデザイナーのキャリア選択

ほぼ日で英語学習を兼ねて海外のデザイン記事をまとめています。今日はこの記事をまとめてみようと思います。

デザイナーのキャリアも多様化してきて、デザイナーとして働いている人、もしくはデザイナーとして就活している学生の方には良い時代になっているような気がします。

自分が就活をしていた10年弱前は今ほどインターネットでの情報流通が活発でなく、就職と言ってもグラフィック系は広告代理店、プロダクト系は大手メーカーなど大体みんな同じ将来像を描いて同じところにエントリーシートを送っていました。

しかし、今ではデザイナーも多くの業種で必要とされ、また仕事も働き方も多様化している中で今一度自分自身もデザイナーとしてのキャリアを考えたいと思い、15年以上デザイナーとしてのキャリアがあるという筆者が語る8つのデザイナーの働き方についてまとめてみようと思います。

ちなみにこの筆者の記事は以前もまとめたのですが、結構詳しい説明が省かれていたりするので、適宜自分なりに補足しながらまとめてみますがもし原文と意味が違っていたら指摘してください。

単一のプロダクトを扱う会社

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一つの決まった製品やサービスを扱う会社です。製品名がそのまま会社名になっているような会社(Twitterとか)かと思います。そこでデザインチームとして参加します。

良い点
会社はデザインを大切にしてくれます。また、給料も高額です。

悪い点
多くの人達と働くためパフォーマンスへの重圧が強い。また、直接的にビジネスや顧客と関わっているという感覚が薄れがちになります。


デザインコンサルタント

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もし特定の業界や課題に対しての専門性があるなら、プロジェクト単位で企業から雇われることもあります。

良い点
取り組むプロジェクトを自由に選べる上に、より高い給料を得ることができます。

悪い点
自分自身で自身のマーケティングや営業をしなければなりません。また、同じような仕事に飽きる可能性があります。


デザイン会社

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デザインを専門に扱う会社に務めるなら、複数の全く異なる業界の仕事を一緒に進められたり、あるいはマーケティングに特化した仕事のような専門性の高い仕事も行うことができます。

良い点
業務が多様で、会社自体もデザイナーの力を重要視しています。デザイナーとして多くの経験を積むことができ、非常に創造的な仕事ができます。

悪い点
日々全く異なるプロジェクトを横断して仕事しなければなりません。また、給料もそこそこになりがちです。
受託業務のため締切は切迫している上、デザインとしては見た目がクールでより売上が上がりそうなデザインを求められます。


起業家

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自分自身でサービスや製品を作って、人を雇って起業する方法もあります。

良い点
多くのお金を稼ぐことができます。また、自分の時間を自由にコントロールすることができ、自分がやりたくない仕事は他の人へ任せることができます。

悪い点
もしビジネスが失敗した場合、自身の財産を失う大きなリスクがあります。


個人起業家

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人を雇わず、個人で制作できる小規模な製品を作って販売する道もあります。イメージとしてはオリジナルグッズや情報商材の販売などに近いでしょうか。自身が稼働せずとも個人で収益をあげる仕組みをつくる道です。

良い点
自分のライフスタイルに合わせて自分のビジネスを作ることができます。能力次第で莫大な収益を上げることも可能です。時間に縛られることもなく、また上司や従業員などのしがらみも存在しません。

悪い点
5年から10年は安定した収入を得ることが難しいという覚悟が必要です。また、孤独であり、すべてを一人でこなさなければなりません。製品が自動的に売れる仕組みをつくるには退屈な仕事もこなさなければなりません。


フリーランス

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個人や企業から仕事を受託して一人で仕事をします。給料は時給やプロジェクト単位になります。

良い点
自分で自分の仕事を決めることができます。もし能力があるなら、最も稼げるキャリアの一つです。

悪い点
他のフリーランスとの差別化が難しいです。自分自身を売り込む能力がないと、望まない収入になる場合があります。


大企業

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多様なビジネスを行い、様々なソフトウェアをデザインしている大企業で働く道もあります。

良い点
給料は良く、仕事も比較的ゆったりしています。仕事も挑戦的ではありません。

悪い点
デザイナーとしての成長機会がなく、退屈になりがちです。会社はデザイナーをそこまで重要視していません。また、ポートフォリオに入れる価値のあるプロジェクトが少ないです。


組み合わせやトッピング感覚で選ぶキャリア

今の時代副業に関しても寛容になってきたこともあり、一つのキャリアに全ベッドするだけでなく色んな働き方を同時に試せる時代になってきていると思います。

自分はこの中で当てはまるとするなら最後に紹介された大企業で、まさしく仕事自体の負荷はそこまで高くないためその分色々と他のことを考えたりすることができる余裕があります。収入はありませんが、このnoteでの発信も本業にわりとゆとりがあるからかもしれません。

完全にポジショントークではあるのですが、自分の基盤を大企業に置いておくという戦略はかなりありだなぁと思っています。大企業は仕事がゆったりしつつ収入が比較的高水準で安定している上、意外と色んなチャンスもあったりします。

社外の著名人が開く講演会やセミナー、数ヶ月かけて行うワークショップなど、大企業の看板があってこその魅力的な学習機会というものも存在しています。

いち早くリスクを取ってビジネスチャンスを掴む、というところに魅力や夢を持つ方も多いかと思いつつ、自分は生活の基盤は安定感のあるところに置きながら、空いている時間で様々なチャレンジをして自分のキャリアを考え、もしどこかで芽が出そうだったらそちらにシフトしていく、という生き方が結構合ってるかなぁと考えたりしている今日このごろです。

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