【海外記事】プロダクトデザインの死
本日はこちらの記事を読んでみます。なお、画像も以下から引用します。
ちょっと10日間ほど南米にいる関係であまり記事が更新できなさそうで、読みやすそうなボリュームの記事を見繕ったら、以前にも似たテーマを何度か見かけたような記事でしたが、よければお付き合いください。
本日もよろしくお願いいたします。
プロダクトデザインの死
プロダクトエクスペリエンスは破壊されました。ユーザーはイライラしています。人間中心設計はビジネス的な要求を伴った際に黄金時代を迎えましたが、これはそうはなりません。カスタマージャーニーに内在する課題はコンスタントに繰り返される妨害と貧相なUXによって、ユーザーがニュース記事やレシピを読むような際に諦めてしてしまうポイントでどんどん膨らんでいきます。
優先順位が間違っている
この主張の矛盾点は我々がAIについて耳にするほど、サポート業務のようなビジネス領域においてはお金が稼ぎづらくなるというものです。また、チャットボットは貧弱なUXの中で顧客が迷ってしまった際の手助けをしてくれることで知られています。
これはUXを改善する非常に効果的なものとなるでしょう。
それはAIチャットボットではありません。チャットボットは購入後のユーザーの後悔や苛立ちに対してはアプローチすることができません。その成功はユーザーに待ち望まれている、素晴らしいUXの中にいつでも存在しているのです。
最高のプロダクトはユーザーにフォーカスし、ユーザーを優先付けします。最高のプロダクトはそれ自身の中で信頼性を構築するのです。
ユーザーは一貫性を求めます。Apple、Amazon、Googleなどの企業はデザインの価値を尊重し、驚くべきブランドを築き上げました。
消費者は親しみやすいUXを求め、これらのブランドはそれをきちんと届けているのです。素晴らしいエクスペリエンスは最後に製品を使用したときと同じような体験を提供できることです。
心に打ち勝つ
悪どいユーザージャーニーを生み出さない旅行ブランド、それはリンクをクリックするだけで隠れた費用が請求されるようなブランドが勝利を収めることでしょう。
会計の前に税金や輸送費を明かさないようなファッションブランドが勝ち残るでしょう。
偉大なプロダクトデザインの中に価値があります。これは高い継続率とユーザーのエンゲージメントやコンバージョンにつながります。リーダーシップとして気づかなければいけないのは、これらの指標に基づいて製品を生み出すことに重点をおくことで資金が得られるということです。
私たちはデザインに輝かしいUXが存在した時代を取り戻すべきです。ビジネスはお金を生み出すことを目的としたひどく粗悪なプロダクト体験を生み出しています。
感想:お金じゃなくユーザー目線のUXを、でもそのインセンティブは?
短いけれどちょっと表現が比喩的で読みづらかったのですが、趣旨はビジネスを目的としたUXを設計することは必ずしもユーザーフレンドリーではないということを言っているのだと思いました。
以前も言及した気もしますが、個人的にはPeach航空の予約アプリのUIがまさしくこのビジネス優先でユーザーを意図的に困惑させるようなデザインになっている気もするのですが、一方でそうすることによる企業側のメリットもあるが故にそういう道を選んでいるという側面もあります。
特にPeach航空のように明らかに同じ機能(移動区間)の中で圧倒的な価格優位性を持っているサービスの場合、いくら粗悪なUXを実装しようが、ユーザーはそのUXを飲み込まざるを得ない状況にも陥ります。
もちろん素晴らしいUXを提供することを目指すべきなのはデザイナーとしての真理であり疑うべきポイントはないのですが、一方で、場合によっては良いUXを実践する側に明確なインセンティブがないと必ずしも素晴らしいUXの提供には結びつかないというケースもあるかと思います。
今南米コロンビアに向かっているですが、コロンビアのような南米の国々の多くがかつては覚醒剤の原料であるコカの栽培や精製によって巨額の富を得ていました。そのように、悪というものにはリスクの裏に莫大なメリットがあり、望まずその悪に手を染めざるを得ない人々がこの世に未だに存在しているのも事実です。(もちろん望んでそのようなビジネスを行う人々もいますが)
そんなことをパナマの空港でパソコンを叩きながら考えていました。
飛行機の遅れで乗り換えがうまく行かず、パナマ空港にて12時間過ごすことになりました(というどうでもいい報告でした) では。
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