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#17 読書感想文 日本史の法則

読んだ本の紹介


本郷先生が日本史について語ったものである。日本の歴史をどのように考えているのか、最近の研究ではどんなものなのかを得意とする分野を中心に語ってくれる。

※オーディオブック

この本を読んだ理由

日本史のことを調べたいと思ったので聞くことにした。

中世のことをあまり知らなかったので、その意味でも勉強をしたいと思った。

あらすじ

本郷先生が考えるいろんな仮説を紹介してくれる。邪馬台国、蒙古襲来などこれまで学んできたことを最近の研究を中心に伝えてくれる。

日本人とは何か、どんな特徴があるのか、それを中心に歴史を見直してみるとこれまでの歴史が変わってくる。

良かったところ

ぬるい日本人という考え方は非常に面白かった。西高東低というのも面白く、これからの西もしっかり高めないといけない。

東北や北海道もどうしていくのか、なども大事である。結局、ぬるくなるのかもしれないが。

気になる箇所

①体制を整えるのが上手くない日本人。そして体制を変えることをしない。その流れは今でも繋がっている。

②仮説を立てて考えていくことで新しい見方や見えなかったものが出てくる。

③ifの歴史を考えてみることで、その事件や人物の評価を再定義するという大切さ。

④積み重ねできたものを焼き増しするだけでは、歴史の新たなところは出てこないのではないか。

⑤征夷大将軍などどうでも良かったなど、切り口が痛快で面白い。

再読したい。

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