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公立と私立のギャップ①入職にあたって

辞令伝達を目前に、何度か採用先の私立校に足を運んで感じた、公立校とのギャップ。
現時点で印象的なものから順に記録していきます。

1.DX化が進んでいる

PCやモニター、iPadなどのハード、そして個別のアカウント、クラウドなどが貸与されます。

さらに、校内でのやりとりはすべてオンライン(Slackなど)で行われ、会議の資料もすべてデータで共有されます。

公立校でも、PCとアカウントはもらえましたが、会議はほとんど紙、職員間のやりとりは内線でした。

とにかく、採用先では多少なりともPCを扱えなければ何もできない、という印象です。
この点が、公立校とは大きく違いました。

完全に個人的な印象ですが、
公立は「何らかの理由があって使えない人」に合わせ、
私立は「使える人」に合わせているように感じました。

「みんなができるように」という公立の視点は、それはそれで大事にも思いますが、
何もかも旧態依然としていて、正直もどかしい部分も大きい。

そういう意味では、学校単位で業務の変革ができる私立校は、新しいもの好きには合っているように思います。

採用先にはSEが常駐してくれているので、安心感もあります。
ただ、このデジタル化が単なるIT化(アナログ→デジタル)なのか、DX化(デジタルで刷新)なのかは、中に入ってみないことにはまだわかりません。
とりあえず、校務分掌に「DX」の部署があるので、期待しています。

2.勤務時間が緩やか

ぶっちゃけ、いまだに自分の勤務時間を完全に理解していません……。汗
どうやら、日によって違う(!?)らしく、実際に働いてみないことには、実質的な労働時間についてはなんともいえない状況です。

おそらく、結局は「普通の」教員生活になるのでしょうが、今のところ勤務時間を厳しく意識している職員に会っていないことは、少し不安です。

3.手当が充実している

なんでも手当が出るんだなあと驚いています。

入試手当や採点手当もさることながら、一番衝撃的だったのは、自習監督にまで手当が出るらしいこと。
これは、「授業を余計に担当した」ということになるらしいのですが、公立ではありえない感覚だったので、面白い。

手当が出る分、しっかりやらなきゃ、という気持ちも増幅します。

4.みんなスーツを着ている

僕の勤務していた公立校では、普段はジャージやラフなビジカジで、保護者を召喚しているときや、出張に行くときだけスーツという先生が多くいました。

これに慣れてしまっているので、普段の日、採用先の先生方がほとんどみんなスーツを着ているのを見て、なんとなくですが、背筋が伸びる思いをしました。

競争意識が低く、どちらかというとアットホームな公立の雰囲気と、
企業としてときにはピリつかざるをえない私立の雰囲気。
この点は相容れないものがありそうです。

5.自販機で電子マネーが使える

地味にすごいと思いました。
自販機で飲み物を買う用に貯めていた小銭の行き場がなくなりました。

まだまだこんなものではありませんが、一旦ここまで。
今後も、実際に勤務してみて感じたことを記録していきますので、お楽しみに。

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