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短々エッセイ

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ちょっとした出来事について綴っていきます.500文字程度のエッセイを,100円で販売しています.よろしければぜひ.
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短々エッセイ:人生初の胃カメラ

短々エッセイ:人生初の胃カメラ

26歳の夏.

僕は初めて胃にカメラを通した.
そこで僕は,意思を介さずに体が勝手に動くことを感じるという経験を味わった.

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短々エッセイ:のぞみは何よりも早く

このご時世ということもあり,長らく電車というものを使っていなかった.

そして久々に,同じ県内にある実家に帰るために電車を,それも新幹線を使った.

車を持っていない僕にとって,自転車以上のスピードで動く乗り物に乗って遠くへ移動するのは久しぶりだった.

人のいない待合室に座ってすぐ,列車が到着したことを告げる放送が響く.

何ヶ月ぶりかに聞いたアナウンスは,正確に到着ホームと終点を告げている.

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短々エッセイ:MRIのテクノ感

今日は二ヶ月ぶりにMRIに入ってきた.
先日書いた足の怪我について経過を調べるためだ.

少しばかり丈の短い検査着を着て,ベッド?の上に横たわる.

ヘッドホンを耳に取り付けながら,大きな音がなりますからね,と
予告を受ける.

今回でスキャンを行うのは7回目になるが,実はこの時間がとても落ち着いてしまう.

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短々エッセイ:待合室

短々エッセイ:待合室

後ろの座席からは,絶えず雑誌をめくる音が聞こえる.

半分とろけたような座り方をしているおじさんは,ちゃんとそれを読んでいるのか.それともページをめくる作業だけを繰り返しているのか.

もはや僕には,それを察することもできない.

整形外科は,平日も患者の数が多い.

痛めた足の経過を診てもらうために待合室に座っているが,予約の時間を30分ほど過ぎた現在でも,自分が呼ばれる気配はない.

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