Madsburg
発見であったりそれについて考えたことであったりをまとめています.毎週日曜日更新です.
最近初めて面白い!と思ったことについてまとめています.
ちょっとした出来事について綴っていきます.500文字程度のエッセイを,100円で販売しています.よろしければぜひ.
お伝えしたいことはタイトルの通り。 この度、来年度よりゲームクリエイター・3DCGアーティストとして会社員活動を再開することになりました。 クリエイター気質のサラリーマンではなく、 職業としてどっぷりクリエイターの世界に 身を投じることができたのであります。 つくづく思いますが、運が良かったなぁ。 目標は”世界を遊びで満たすこと”。 どんな日常の中にも遊びの楽しさを見つけられるきっかけになるものを作っていけたらなぁと思ってます。 この一年半、様々な方々とご縁ができた
土曜日、仕事を終えてから日比谷へ映画を観に行った。 東京なんだから映画館はほとんどIMAX入ってんだろうと高をくくっていたらそんなことはなく、 映画の環境だけで言うと広島に住んでいた時の方がよかったなぁと思うくらいである。 天を突くような高層ビルの麓ではビアガーデンめいたものが催されており、 ビル群に囲まれながら蒸し暑い中歓談している人たちをすげぇと思った。 映画が終わり、時刻は午前零時を回っていると、さすがに先ほどのビアガーデンも撤収作業を行っており、 その代わりに何
ずっと住んでいた広島から東京に出てきて5か月ほど経ち、初めての毎日にも慣れ始めた。 それまで広島から出たことがなかった僕は、生まれて初めて午前8時15分にサイレンが鳴らない8月6日を迎えることになった。 空は突き抜けるように晴れ、話に伝え聞くあの日と同じ様子で、 今日の街を浮かび上がらせている。 地元のテレビ局では「はだしのゲン」と「この世界の片隅に」が放送されていることを知り、録画しようとしてここが東京であることを思い出した。 日本は今のところ、戦術核が使われた唯一
去年会社員活動を休止してからというもの、ほーんとに濃かった! いろんなこととして一括りにするにはいろいろなことが起こり過ぎた1年でしたが、 きっとそれは来年以降も続くこと。 どんなことが起こっても、“この世界は面白い!生きてる方がオトク!”と感じてもらえるようなものを作っていきたいなと思う所存です。 皆様もお身体にお気をつけて良いお年を!
”ものを作る”と一口に言えど、それには大きく分けて2種類あると考えています。 一つは、手本がある状態を目指して部品を組み上げるプログラム的な作り方 もう一つは、自分の中にしか答えがない創作的な作り方 どちらにせよ、必要なことは恐れなく手が動いていることです。 分からないということは恐るるに足らず。 大きな違いは、片方は完成形が見えており、もう片方は見えていない点にあります。 "クリエイター"として必要な能力は後者にあたるため、今回はそこに重点を置いて自分が感じている
今、鼻に涙の気配を感じながら、少しぼやけてしまった視界の中でこれを書いている。 フジファブリックの楽曲「若者のすべて」が、 令和4年度の音楽の教科書に収録されることになった。 この歌を世に生み出した、Vo/Gt 志村正彦さんは12年前にこの世を去っている。 リードギターだった山内総一郎さんがボーカルを引き継ぎ、ベースの加藤慎一さん、キーボードの金澤ダイスケさんの3人体制で、 バンド「フジファブリック」は生き続けてきた。 新しい音楽へのアプローチを継続しながら、志村さん
手元にあるこの小さな文庫本とは、出会ってからかれこれ10年ほどになる。 #人生を変えた一冊 というお題に対してこの本を選んだのは、 この物語が深く心の奥に根を張り、ギリギリだった命をつなぎとめてくれたからだ。 少しだけ自分の過去のことを交えて、この本の素晴らしさについてお伝えできればと思う。 1 出会いはなんとなく10年前、高校生だった僕は間違いなく鬱状態だった。 通学の電車内で急に閉塞感に襲われたり、昼食時間の弁当が飲み込めなくなったり。 大好きなアーティストのハ
社会人としての活動を休止してから早2ヶ月。 専門学生という身分になり、CGモデリングツールと絵を描く修行をしているうちにスルッと終わってしまった。 相変わらずコロナウィルスは猛威を奮っているが、時間は待ってはくれない。 これ幸いと、今は道具を使いこなすために色々なツールと戯れながら、文化や科学技術の文献を読み漁っているところだ。 今回は、この2ヶ月で改めて感じた、 ものづくりに対してはこうありたいな という気持ちについて書いていこうと思う。 【PR】作品はtwitt
気がついた瞬間に2020年は過ぎ去っていき、街を歩く息苦しさにも慣れ始めた2021年も1/4が終わろうとしている。 嘘だと言って。慰めでもいいから。
お伝えしたいことはタイトルで書いた通り。 だから本文は書かなくても良いのだが、自分の所信表明のために筆を執ることをお許しいただきたい。 1. これから始めることと、その理由今までは自動車メーカーで勤務していたが、これからは3DCGデザイナーとしてゲーム業界への転職を目指す。 転機になったのは、昨年から続くコロナ禍だ。 たくさんの楽しみが制限され、この先どうなってしまうのかわからなくなってしまった。 ようやく「新しい生活様式」にも慣れ始め、いろんなものが冷静に見えるよ
僕は好きなものを書く時、どうしても段落に分けることができない。 とても長い文章になってしまうが、時間のある方はお付き合いいただきたい。 僕はFPSのようなスポーツ的な要素の濃いゲームではなく、ストーリーが精密に練られ、まるで映画のような世界を"体験"できる作品が好きだ。 小島秀夫監督が作るハードでソリッドな世界も大好きだが、"関係性"を描いた柔らかくて優しいゲームクリエイターで、僕が大好きな人がいる。 『ICO』、『ワンダと巨像』を世に送り出した、上田文人氏である。
これから活用する予定があるので、今Photoshopについて勉強しております 使いこなしてみせるぅ・・・
銭湯・サウナ好きの僕にとって、エモいに次いで人に説明するときになかなか困る言葉がある。 それが"ととのう"である。 1.ととのう とは?"ととのう"という単語を辞書で引いてみると、次のように記してある。 1 秩序のある状態になる。調和がとれる。均整がとれる。 2 不足なく揃う。完備する。備わる。 3 具合の良い状態にある。望むように仕上がる。 (小学館 精選版 日本国語辞典より抜粋) 言葉の意味としてはまさにその通り、だがニュアンスを伝えきれない。 熱いサウナや湯船
色々予定が立て込んでしまい、今週分の更新は火曜日あたりになりそうです 準備につぐ準備に追われていて、毎日嬉しい!
ものすごい映画を観てしまった・・・。 今回のタイトルにも挙げている、「インターステラー」「インセプション」「ダンケルク」を撮った監督、クリストファー・ノーランの最新作 「TENET」である。 この映画のテーマは『時間』。 我々が普段過ごす時間を「順行」とすると、その流れを逆に進む「逆行」ができるようになる「アルゴリズム」が未来からやってくる。 それを使いとんでもないことをしでかそうとする悪いやつを、 こちらも「順行・逆行時間」を駆使してとっちめてしまおう、というのが