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毎日note127 首尾一貫。映画「Xコンタクト」

首尾一貫というのは割と大事な気がする。そこにはある種の「信頼」があるから。昔から趣味嗜好がまるで違うので基本並行性の知り合いと久しぶりにコミュニケーションをとる機会があったが、こいつとはやっとれんなと再確認するには十分だった。

やっかいなのは、ラーメン好きだとずっと思っていたら実は蕎麦好きやってんぐらい、一貫していない、もしくは共有がなされない間柄だった場合。そうなると、何をもって「そいつ」と判断したらいいのかすらわからない。

歳とってくるリカバリーする時間も余力も惜しいもので。

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宇宙・未知というワードに時々ひかれたがる者としては、定期的によーわからんエイリアンものをみたくなる。ただ、エイリアンが出てくる映画に関して一つ言えるのは

メジャーのみ正義

である事は間違いない。みんながどっかの宣伝で見たな、、とか、なんとかいう映画祭でしょうとってたな、とかそういうのだけがまともでマイノリティにまともなエイリアン映画なぞ存在しない。

え、知ってた?


19××年。大学の研究のため祖父の漁船“ハービンジャー号”に乗り込んだ大学生セイディと仲間達。彼らは深 海を調査中、ソ連時代の衛星の残骸を発見する。引き上げると中には凍り付けにされた飛行士の死体があり、死体には 謎の生命体が寄生していた。新種の生命体の発見だと喜ぶセイディたち。 しかし氷の中で活動を停止していた“それ”は、氷が溶け、宇宙飛行士の死体とともに消え去ってしまう…

「プロローグで宇宙から北極海だかに墜落」「なんか凍ってるもん発見」「だいたいエイリアン寄生してるよね」という具合で、大体、想定される範囲でストーリーが進行する映画。なんてこった、驚きが一ミリもない、と思ってたら、あれ、このじーさんもしや、ランス・ヘンリクセンでないの。エイリアンシリーズのアンドロイド、ビショップ役でおなじみの彼である。なんてこった、じいさんにならはったもんやなぁとしみじみしてたら本編終わってました。ヒロイン可愛いんか可愛くないんかよくわからん。

なぜかクリーチャーはCGをほとんど使わずのハリボテ、そしてそのクオリティの低さたるや。初期の円谷プロの怪人かと思ったぞ。なんかぐちゃぐちゃぎゃーぎゃーしとるが、ビジュアルがよくわからん。こういうのを見るとHRギーガーとかのモンスターデザインって優れてるよなぁとしみじみ思う。

ええ、何が言いたかというともちろんおもんないので特に見なくていいです。「遊星からの物体X」と「エイリアン」足して予算とセンス大幅に削った感じです。






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